緊急に「食」の改善を。
ひとは食べなければ生きていけない。

基本中の基本である。

なにを どこで 誰と食べるか。

それは とても大事な問題だと思う。

特に育ち盛りの子供たちにとって。

ある日のこと わたしはやはりいつもよく行く

ショッピングモール内の食品売り場で

その店独自のレシピを試食と共に案内している

実演コーナーに立ち寄った。

白衣にマスクの女性とは ときおり話をすることがある。

レシピもなかなか工夫されていて、置かれているメモを

わたしも持ち帰り自宅で作ってみることも多い。

「美味しいわね。いつも 自宅でも上手につくるのでしょう?(微笑)」

まだ ようやく30代と見られる小柄な彼女に聞いてみた。

彼女の答えは意外や つぎのようなものだった。

「いえ 家ではあまりつくりませんねえ。

忙しいですからねえ(笑)」

謙遜のことば、として 「まあ そうなの?(笑)」と

聞き流したが、 しかし どうなんだろう。。と

わたしは疑問に思った。

なにが そんなに 忙しいのだろう。。

「生きるため」に 必要な栄養を摂る 大切な毎日の

「家族の食事」を 充分料理する時間がないほどに

忙しい 「仕事」とは いったいなんであろう??と。