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完全崩壊まであと一歩
って感じでしょうか

もうどうでも良くなってきた、

暑い、

こんな時俺はイライラしている、
違うな、
不安で仕方ないんだな、
怖いんだよ、

俺は小さい男だ、
それを見透かされているから
特に女の子には相手にされないんだろうな

やはり女性は
見る目があると言えばその通りだね、
それに手を伸ばせば
もっと仲良くなれたかもしれない
チャンスも俺から何度も引いたからね、

自分の未来を相変わらず否定しているから
それを相手に見られるのが
怖いんだろうな、

たとえば全てを賭けて
相手を想う、
とは俺にはならないんだな、
確かに似てはいるんだが
俺の場合は
全てを賭けて・・・というのは
自分の命を賭けても
相手の幸せを願ってしまう、

つまり自分が居る必要が
無い、

自分と相手の幸せを願うのではなく
相手のみの幸せを願ってしまう、
そのとき俺の居場所は無くなる、

それが俺

そうして月日は流れ
俺の全てを賭けても願うような相手にも
出会わず
次第に自分の幸せを願って
生きていたけど

結局は俺は俺でいるのが
一番不幸だと
今でも思っている、

最期に何もかも壊して
でかい花火でも打ち上げて
消えてやろうかと
そんなことばかりが
俺の頭をよぎる、

やはり俺は
あの日よりももっとずっと前から
壊れていたのだろうか・・・

いや、俺は
あの日から徐々に変わっていった、
そういうことなんだろう、

そしてこの感覚が余計人を遠ざけ
どうにもならない
現在を作ってしまった、


諦めたらそこで終わり

もう一人の俺は必死に
訴えてくる、


モニターで何度も見た、
この子
恋なんかしていない、
俺は尊敬している、

どうしてそんなに強く生きれる?

知りたかった・・・
本音を

違う子に
聞いてみた、

みんな壊れたことあるみたいだった、

それでも強く生きてる、

どうしてだ・・・

大事なモノがあるから
なのか?
なにもかも捨ててしまった
今の俺には
もうどうすることもできないなのか

見つめていたい
抱きしめていたい
俺の心臓が止まるまで
せめて俺の頭から
不安が消えるまで