頭に浮かんだこと

あの忌々しい記憶のはじまりが
１６年前の５月の終わり
それ以来
やはり５月と言うのは
どうしても俺を嫌な気分にさせる
だけでしかない時期なのかも

今日は前から
決まっていた予定があった、
でも俺の中では行く気は無かった、
それでも無理やり
予定は決められていて

結局は行かなければ良かったんだ、
少なくとも
俺の中では人がどう思おうと
それが最善
という答えが出ているんだ、

でも、ほんの少し
悪いな・・・って
思ったばっかりに
余計な行動がはじまった、
結局それは何にも実を結ぶことはなく
ただ自分を追い込むだけの結果に
なってしまった、

そもそも俺が一人でいるのは
それが今の俺の答えとしては
冷静に考えて仕方がないが
最善
と思うからだ、

俺の中では本当は物凄い不本意だが
これが最善なんだから
仕方がないと思っているんだ、

過去の話だけど
親戚の人が病気になって入院した、
癌だった、
もう助からないとも聞いていた、
でも俺は一回も見舞いに
行かなかった、

本当なら行くべきだと思った、
でも
俺の中では行かないことが
残念ながら最善なんだ、

昔好きな人がいた、
どうしても付き合いたいと思った、
でも
俺の中で
いくら考えてみても
好きだと言うことを伝える行為は
したけれど
意思が通じたのが解ったら
それ以上は進めなかった、
残念ながらあの時点での
俺にはそれが最善だった、

これからもそうなのかもしれない、

好きな人だから
大事な人だからこそ

遠ざかる

自分が苦しくなる