ごめん
泣かせてしまったね
君の気持ちを知っていたから
ちょっと心配してたんだけど

でも
もし君から
『グレイ、元気?』
なんて訊かれても、俺は不器用だから
きっとどう答えていいかわからなくなる

俺はウソやごまかしはヘタ
もう一人の気にしてくれてる人にも正直に話したことだから
やっぱりありのままを書いてやることしか
俺にはできなかったんだ

君は謝る必要なんか、ゼンゼンないんだよ
これは運命だから、誰にも変えられないことだったんだ
きっと空の上で
母猫と仲良く暮らしてるに違いない

悲しんでくれて、ありがとう

君の涙は

あの仔猫には充分な贈り物さ



※キザだと思わば思え!
※お断りはしてあります