未だに気になる(^^;)
温泉に限らず、あちらこちらに出掛けると、その土地の人と仲良くなったりする。
再び訪れてみると私の事などすっかり忘れていて全く素っ気なかったりすることもあれば、かなりご無沙汰だったにもかかわらず親しく話しかけてきてくれたりする人もある。

若かりし頃に仕事で東京近郊に出掛け、民宿に連泊していたのだが、初めて訪れた際に女将さんの小声で「似ている。。。」という気になる言葉が聞こえた。
何のことだろうか、とても気になる。
日増しに民宿の家族の人達が私を見に来る(;¬_¬)ギクリ (( ̄_|
気になるので女将に聞いてみたけれど、答えてはくれなかった。。。

そのうち、どんどん家族のような扱いになってきた。
朝は中居さんが寝床まで叩き起こしにくる(~_~;)布団を目繰り上げ、さらには敷き布団をズルッと引っ張って私を転がして布団の外へ(~_~;)ムニャ~
お陰で何とか遅刻せずに出社できるのだけど、ここまでしてくれる民宿も珍しい。
仕事も終わり、翌朝、民宿を出るとき、なんと家族全員が玄関にお見送りに出てきてくれた(~_~;)?
その家族が口々に「本当に似ているよね」と小さい声で話し合ってるのが気にかかる。

結局、誰に似ているかの真相は分からなかったけれど、たぶん家族全員が知っている人で、今は居ない(この世には)というような感じはする。

もう何十年も前の事だから、今頃、あの民宿はあるのかどうかさえわからない。

どうも私に似ている人は、少し前にここで書いたドッペルゲンガー同様、この世に(あの世にも)何人もいるようだ。(^^;;