ハチ公物語U•ω•U
女優の八千草薫さんが膵臓がんで亡くなられたそうです(~_~;)
膵臓がんになってしまうと亡くなられる確率はまだかなり高いようですね(~_~;)
数年前なんですが私の知り合いの女性も二年ほどの闘病の甲斐もなく亡くなられてしまいました。
出会った時には全く健康そうだったのですが、突如として調子が悪くなり、入退院の繰り返しとなり残念な結果となってしまいました。 相当悪くなるまで見つかりにくいのが膵臓がんのようです(~_~;)見つかった時には、かなり進行してしまっているという事が多いような。。。

私が八千草薫さんの出演されている映画で印象深いのは仲代達矢氏が主演されていたハチ公物語なんですが、ここでは何となくハチ公の気持ちを汲み取りきれず、放置してしまった先生の奥さん(八千草薫)にヤキモキしてしまったのを覚えています( ̄ω ̄;)
そんな人間のまどろっこしさをハチ公物語の八千草薫さんの演技で思い知らされました。
まだ日本には野良犬も多い時代でしょうから、わんちゃんのご飯などもちゃんとしたものも無く、人間の食べ残しや、ご飯に味噌汁を掛けたものをあげていたような時代です。
まだまだ猫や犬などには優しくない時代といっても過言ではないでしょう(~_~;)
ハチ公に限らず、飼い主と離ればなれとなり一匹で悲しくこの世を去っていくわんこは多かったんでしょう。

今でも無責任に繁殖させ動物たちに無駄死を迎えさせている悲しい世の中である事は言うまでもないです。

人間の好き勝手で不幸な動物たちが増えていくことに悲しみや怒りをずっと感じています。

そんな不条理ともいうべき現実をハチ公物語で私の心に叩きつけられたという感じでした。

動物たちが亡くなっていくことも人間が亡くなっていくことも、心に叩きつけられる現実として受け入れるしかないのですけど、悲しみ、苦しみ、喜び、楽しみ それらには相反する事象が生じている。

かたや苦しんで憎まれ悲しんでいる人がいれば一方では楽して愛され喜んでいる人がいる。

今生で色んなパターンの生き方を体験することで魂はブラッシュアップされる。
喜びも悲しみも受け入れることで、何を思い感じ、自分はどのような行動をとるのか、その課題を乗り越えたとき、この世を去る時がやって来る。
私はこの時代に生まれ、そして八千草薫さんの演技に接することが出来たことに幸せを感じます。
ありがとうございました。
八千草薫さん お疲れ様でした。 安らかにお休みください。