光は東方から2026  公共投資誘因の計画行政 宮本千萬樹・林田則友・山本武雄
 光は東方から2026 公共投資誘因の計画行政 宮本千萬樹・林田則友・山本武雄

 投資なしで利益吸引の資源搬出。蝦夷地、そう呼ばれた江差・松前・箱館とその隣接地を除く北海道島。
 漁業、硫黄・石炭、森林の豊富な北海道東部は、北海道島最後の資源搬出地であった。
 未開・辺境・後進地とされる北海道東部が、質量共に豊富な資源搬出を結果するには、鉄道・港湾・道路のインフラ整備が必須であった。

 大字釧路村西部で最初の都市計画と目される宮本千萬樹の計画。
 河口港に堆積する土砂の経費を新水路掘削で活かし、下流域の乾燥化と市街化を同時にめざした釧路川新水路掘削計画。
 北海道区制昇格をめざし、春採湖公園化+都市施設+都市施設整備+上水道敷設を同時にめざした林田則友。

 新産業都市指定をめざし他都市にさきがけ作成の官学による総合調査は、日本の高度経済成長へむけての山本武雄市長時代。
 遅れじと先人は知恵を流した。
 民間投資&公共投資に陰りおぼえる21世紀。持ち前の釧路方式の集積で、外部投資を誘因する新付加価値を創設したい。