嘉瀬川―多布施川―佐賀平野 よみがえる新日本紀行「掘り割りのまち-佐賀市」
 嘉瀬川―多布施川―佐賀平野 よみがえる新日本紀行 「掘り割りのまち-佐賀市」

 マチを歩いたことは二度。気が付かない点は少なくないのは当然か。
 しかし、道のかたわらの水路が洪水、治水、飲料水、水運輸送に利する掘り、江、壕などの私設。
 嘉瀬川を源流に多布施川9.5キロが城下とその臣民生活を支える。

 「掘り割りのまち-佐賀市-」 初回放送日:2021年6月6日
 昭和49年の新日本紀行では、鍋島藩時代の掘り割りが多く残る佐賀市を訪ねた。
 生活用水としても重要な役割を担っていた掘り割りの水。

 時代が進み、生活用水としての役割は終えたが、いまも市内の治水のかなめとして、生活に潤いを与えるものとして暮らしに溶け込み、市民は親しみを込めてクリークと呼んでいる。