Arizona Dream
お久しぶりにジョニー映画を語りましょう(笑)
アリゾナドリーム。1991年か92年のフランス作成の映画です。ってか、らしいです(汗)
主人公は、ニューヨークで水産研究所か何かに勤める青年で、彼には夢を見るという特技があります。眠ってみる例のやつ。
ある日彼は、エスキモーのおじさんが、でっかいカレイだかヒラメだかを獲ってうちに帰る途中、吹雪の中で遭難しかける夢を見ます。犬橇の犬が彼を助けて、うちまでつれて帰るのです。
生きて家に帰り着いたおじさんは、奥さんと喜びにあふれて・・・します。二人の間の子供は、魚の胃袋だか膀胱だかを風船にしたもので遊んでますが、その風船は少年の手を離れ、遠くふわふわと飛んでいき、ニューヨークの片隅で眠る青年のもとまで来てぱちんと割れる。そこでジョニー演じる青年が目を覚ます、と言うわけです。
そうして物語が始まり、ジョニーは(主人公の名前忘れちゃったよ〜〜ん・汗)、故郷から出てきた友達に酔いつぶされて(睡眠薬だったかも・・・)、行く気のなかったおじさんの結婚式に出る羽目に。そこで、無理やりおじさんのキャデラックディーラーの仕事を手伝わされることになってしまいます。
その仕事で知り合ったのが、奔放に生きる美しい中年女性(フェイ・ダナウェイ)とそのまま娘。フェイに(また名前忘れたよ、ごめん)一目ぼれしたジョニーは、彼女の家に出入りするようになり、「空を飛びたい」というその夢に協力します。
そんで・・・ジョニーとフェイの恋愛、ジョニーに惚れるまま娘、ジョニーとフェイの仲を裂こうとするおじさんと、その所為でだんだん嫉妬深くなっちゃうフェイ、そのあおりを受けてまま娘によろけ始めるジョニー・・・と、なんてーか、筋だけ書いてるともうひっちゃかめっちゃかな話です。

フロムヘルでジョニーにはまった私が、エルム街に引き続いて借りてきたのが、このアリゾナドリームとブレイブだったんですね。そんでもって、(・・・??)という状態に陥ってしまった。
ジョニーはかわいいんですが(かわいいんですよ! 92年と言ったら、もう30代のはずなのに!! 10代と言っても通りそうなかわいさ。やばいっス、ジョニー)話がなんだか・・・。
今見返すと、なんだかんだで、青春の過ちって−か、若さの傲慢てーか、ワインのコルクに張り付いた結晶みたいなきらめきって−か・・・なんか「どーしよーもねーなー(苦笑)」みたいな良さを感じられるんですが、しかし、はっきし言ってジョニーが出てなきゃそういう良さを発見しようともしなかったでしょう(笑)

音楽と映像が、なんとなくファニーでいい感じです。サントラ欲しいと思う映画です。