プラトーン
チャーリーシーンが主演の、かなり有名な映画じゃないかと私は思っていたのだけど、世間さま的には違うのだろうか?

エルム街の悪夢の後、21 Jup Streetの前にジョニーデップが出演した、ベトナム戦争がテーマの映画です。オリバーストーン監督って言ってた気がする・・・。

この映画に出て俳優という職業に本気になり始めていたジョニーは、だからテレビ出演の話にいい顔はしてなかったらしいです。
うちの妹から聞いた話なんですが、ハリウッド俳優にとって、テレビ出演というのは屈辱だそうですね。・・・ほんとかな? よくわかりませんが(笑)
なんにしろ、乗り気じゃなかったテレビ主演で、ジョニーは10代の女の子に爆発的に人気が出て、一躍アイドルに。だけどテレビのアイドル路線イメージ作りを徹底的に嫌って、一時期は顔が見えないくらい前髪を伸ばしたりとか反抗していたらしいです。
「売春」の時のジョニーが、確かにそうなんですよね〜〜(笑) 私は、売春少年の囮捜査中だから前髪で顔隠してんのかと思ってたんですが、違ったようです・・・う〜〜ん、ジョニー可愛いぞ(笑)
そんで、そういうイメージを吹っ飛ばして出たのがクライベイビーらしい・・・。

アメリカ人のアイドル幻想ってどんなものなのかわからない・・・。

そりゃ−ともかく。

プラトーンではジョニーは、通訳兵の役をやってます。

主人公(名前忘れちったよ・・・)は、いいとこ出の坊ちゃんで、両親に反発して大学を中退して志願兵となる。アメリカ底辺の貧乏人にばかり戦わせるのは不公平だ、と字幕が入ってたけど、気持ちはわかるがこの書き方は、鼻持ちなら無い坊ちゃんそのものだ〜〜って感じ(汗)
主人公の隊にはエリアスとバーンズという古参兵が居る。
熱帯の最悪の環境下での戦争風景が続く中で、まあ、主人公の心の動きやら成長が語られるわけですが(なんかどうでも良さそうな書き方だな>私)

物語中盤で、部隊がベトナム人の村で乱暴狼藉を働くシーンがあります。ジョニーデップはそこで、英語→ベトナム語の通訳兵として登場。ベトナム語がすっごく可愛い(笑)
バーンズは頭に血が上っちゃって、民間人である村長の母親を射殺しちゃうんですが、ジョニー演じる通訳兵は、バーンズの高圧的な台詞を通訳するのがすっごく嫌そう。村長の、ベトコンゲリラの仲間じゃないって言葉を一生懸命通訳してる、好感の持てる青年兵を演じてます。部隊が村に放火したあと、ベトナム人の女の子を抱っこして引き上げるとこなんて、自分の所属する部隊のやった酷い行為に傷付いてる感じが良く出てて、うう、かわいそ〜〜って、うるうるしちゃう〜〜(贔屓の引き倒し!)

この、民間人射殺事件でバーンズとエリアスの間に不和が生じ、物語終盤への流れを作ってく訳なんですが、どうなるのかは自分で見た方がよいでしょう。

↑のシーンの後間もなく、ジョニー演じる通訳兵は戦死しちゃいます(涙)

因みに。
この役でジョニーが被ってるヘルメットの横に書かれてるのは、当時付き合ってた彼女の名前だそーな(笑)