トトロ
ひっさしぶりに見ると、やっぱりいいねぇ〜〜。

そんなわけで、今回は、日記の書き込みに三回くらい失敗していたりして、書き残していることは色々とあるのだけど、トトロの話をしてしまうのだ。

私が、ものを作る人の中で「この人が好きだ〜〜!!!!」とびっくりマーク付きで思う人は、「司馬遼太郎」と「宮崎駿」と、「中島みゆき」と「尾崎豊」なのだけど。
宮崎さん作品の中で、一番好きなのは、トトロじゃないかと思うのだ。いや、カリオストロのクラリスが、もう、超絶に好きだとか、ナウシカはバイブルだとか、色々あることはあるのですが。何度見ても、ほのぼのシミジミと、ああ、幸せだなぁ〜〜と思うのは、トトロです。
トトロはいい(笑)

幸せって、こういうものかなぁと思うですよ。
家族がいて、友達がいて、溢れるほどの自然があって、駆け回れる健康な体と、見たものを見たままに認められる、健やかな心がある。認めさせてくれる豊かな心を持った大人がいる。
認めさせてくれる、じゃないか。そう云うものがあってもいい、知らないもの、不可思議なものがあって当たり前だとごく自然に認めている、そんな豊かさが好きです。
鎮守の森の楠に、みんなで頭を下げるところ、泣きそうなくらい好きです。

私は、基本的に宗教が好きじゃなくて、特に、一神教は遠慮したい気持ちでいっぱいですが。
でも、岩倉や大樹を尊崇してきた素朴な宗教感情というのは、好きなんです。
宮崎さんは以前に、何かになるから、必要だから、と云うのじゃなくて、いらないようなもののために割いてやる土地があってもいいみたいなことを言っていたと記憶していますが――。
サツキたちの庭にあるふんだんな緑は、まさに、そんなものだという気がします。そして、その緑こそが切なく、愛しい(*^^*)

ほんというと、蚊や種種の昆虫や、取りあえず止まられると叩いちゃうものとか、部屋の中に入ってくると追い出しちゃうものとか(笑) そう云うものとちゃんと共存して行かなくちゃいけないよなぁという理性はあるのだけど。やはり、取りあえず追い出しちゃいますな(笑) 蚊は殺すし。

段々、自然と上手く付き合えなくなっている自分を発見しそう。子供の頃は平気だったのに、いまでは草ぼうぼうの原っぱなんか入れないし;^^)A 濡れるのいやだからな。

何でもいいけど。
やっぱり、トトロはいいです(笑)