そして鳥口君な私
で、今日書きたかった一番の話はこれ。
私は方向音痴である。ナビゲーターが良ければ二時間で付く道に四時間かかり、地図を見ながらでさえ散々迷って目的地にたどり着けず、おまけに、徒歩十五分、と云う道を、寒い冬の真夜中に、延々一時間彷徨い歩いたことがある。(これが冗談だったら、どんなにいいか……実話だから笑えないぜ)
ホンで、今日。仕事帰りに、寒さに挫けた同僚が、「駅まで送って」と云うので、彼女のナビにて駅まで送り、さて帰ろう、とその道を逆に辿った……つもりだったのに、全然道が違う。これは、去年私が、一時間彷徨い歩いたあの悲しい記憶にある道ではないか?
真っ青になりながら、やばい、まずい、と車を走らせ、とにかく明るい方を目指した……ら、駅に戻っていた。

……うへえ……。