不思議なテニスボール
これは マーフィーの法則とまた全然ちがう話です ^^
「テニスボール」というと この夏 わたしが住んだマンションの
ベランダに飛び込んできた あのボールを思い出すかたも
いるかもしれません。
前置きが長くなりました。(微笑
実は わたしは今 築50年という古い家屋に 住んでいるのですが
ここは以前 店舗だったので ふつうのおうちの玄関とは
すこし違うわけです。 シャッターという 洒落たものはなく
西側の道路に向けて 閉めた状態の家屋。なんとも陰気くさくて
いやなのです。(笑
わたしは 先日ふと 気まぐれに たくさんある黄色いテニスボールを
緑色のバスケットに山盛りにして 片隅においてみました。
一日 二日 経ち、とくに なにも変わりはありませんでした。
ところが 三日後、見ると 山がすこしくずれていました。
テニスボールの数が 減っていたのです。
わたしは 嬉しくなりました。(笑
この家は わたしの両親が残してくれた家です。
きっと わたしが 生涯 ひとりで生きてゆくのに困らないようにと
思ってくれたのだと思います。
バスケットに わたしは 部屋からまた テニスボールを持ってきて
ポン ポンと ふたつみっつ置き、綺麗な山をつくりました。
茶色の陰気くさい家の壁に ほんとうに 蛍光色の黄色いボールは
そこだけ 明かりがついたように 映えるのです。(笑
そして また 何日か。。
わたしは 外出時に ちらっと その場所を見ます。
すると。。 「あ また 少し減ってる よしよし ^^ 」
可笑しいですよね。(微笑
これは 単なる お遊びなんです。
で なかには こう思う方はいませんか?
「そんなとこに置いておいたら バスケットごと 持っていっちゃうひとが いるのでは?」と。
ええ それでも いいんです。(笑
これは お遊びですもん。
この 持っていっても持っていっても なくならないテニスボール。
これって なにか 思い出しませんか?
ほら 「ポケットのなかには ビスケットがひとつ♪」って 歌 ^^
歌詞は こう続きます。
「そんな 不思議なポケットがあったら いいな」