10月13日のJavaScript


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使用した写真は、トンレサップ湖水上生活者の家 (その1)です。トンレサップ湖は東南アジア最大の湖、クメール語で巨大な淡水湖 (sap) と川 (tonle) という意味。一年のうちほとんどの期間、水深は1mに留まり、面積は2700k㎡しかない。しかし、夏季のモンスーンの時期には湖からプノンペン付近でメコン川に流れ込むトンレサップ川が逆流、そのため周囲の土地と森を水浸しにし面積は16000k㎡まで拡大して深度も9mに達する。その為に有機物が豊富で、多量のプランクトンが供給され、このような一時的水域で繁殖する魚が大量に発生する。体重100kgを上回るメコンオオナマズやフグなど600種類以上の淡水魚が生息する。雨季の終わりには水が引き、繁殖を終えた魚は川下に移っていく。トンレサップ水系で採れる魚は、カンボジア人のたんぱく質摂取量の60%を占める。水が引くにつれ周囲に養分に富む堆積物を残すため、乾季には肥沃な農地が拓ける。浮き稲などが栽培されている。トンレサップ川が逆流することで、メコン川下流の洪水を防ぐ安全弁にもなっている。ここは「ボートピープル」と呼ばれる水上生活者が多く住んでいる湖で、水上生活者の集落には、住宅のほか学校、商店、教会、医院、歯医者、床屋等あらゆる施設の筏や船が並んでいる。湖上生活者にも貧富の差が大きく粗末な筏の掘っ立て小屋もあれば、高床式の建物でクルーザーを所有している家もある。

今 日 の 一 枚


トンレサップ湖水上生活者の家