02月03日のアプレット


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今日の日替わりアプレットはスライドショウで手法はorigami、紙飛行機に乗ってアルコバサのサンタマリア修道院を訪ねてみましょう。

使用した写真は、ポルトガルの旅 第三日目(その6)です。1143年、ポルトガルの分離独立を果たした国王アフォンソ1世は、王国の地位を高めるために、シトー会を保護、その大修道院をアルコバサに建立しました。自給自足を行い、灌漑や農業の技術に長けたシトー会に土地を委譲し、周辺の荒地の開拓をも暗黙のうちに委任したのです。建設には約70年もかけ、1222年、サンタ・マリア修道院の主要部分は完成しました。聖堂の身廊部分は幅23m、高さ20m、奥行き106mで、初期ゴシック様式としてはポルトガル最大の聖堂になりました。禁欲主義の規約どうり、簡潔に仕上げられましたが、唯一、華麗な装飾が施されたペドロ1世とその妻の石棺は、ポルトガルのゴシック芸術の至宝と言われています。水力利用に長けたシトー会だけあって、川の水を引き込んだ厨房や水洗便所も設備されています。近世には、中世の修道院に18世紀の台所を追加し、機能性を高めたことも貴重とされています。

使用したclassファイルはphotoalbum.classです。

今 日 の 一 枚


アルコバサ サンタマリア修道院