12/20
ゆっくりと
時間が流れて行く

もうすぐクリスマス

子供から恋人まで
楽しめるイベント

俺は残っている数少ない
思い出まで壊して
何にもなくなってしまった

雪はなにもかも
包み込むように
静かに降る
俺のなにもかも
消し去ってくれるだろうか

この街には雪はほとんど降らない
だから消せないのか

どこに真実があっても
俺にはもう
あんまり関係ないのかな
もうすぐ2001年も終わる

結局変わっていないんだからね
あの時からさ
まわりは
どんどん変わっていくのに
俺だけはそのまま
老化は進んではいるけど
俺の心だけ置いて
時間はどんどん過ぎているんだな