(みさえ+さざえさん)×2=妻 であることの、ほんのひとつの証例
日曜に夕メシを家族で食いに行った
それは決して、妻が夕方まで寝倒していたからというワケでもない
日頃のハードな仕事で疲れているのだ

妻が金が無いとゆーので、俺の全財産¥2.000也で納まるところ
…牛丼しかない
もぐもぐ
食べ終わって出てくると、オスガキが
「あ! ゲームボーイ忘れた!」
と慌てて取りに引き返す
妻は
『忘れ物名人でも、まだ気がつくようになっただけ進歩したわ』
と微笑む

さて次の目的地、100¥SHOPへGO
着いて車から降りると、いきなり妻がパニクッた
『お財布忘れた!!!』

はぁ?(尻上がり調)

だって、金ないって言ってたじゃん
なんでお財布もってくの?

『お財布が無い!!探して!!』

はいはい
でも、金はほとんど入ってないんだろう?
なら別にいいジャン
よかったよかった

『よくないわ! カードとかいろいろ大事なものが入っているんだもの』

しぶしぶ、100¥SHOPを目の前にしながら、仕方なく牛丼屋へ引き返す
果たして牛丼屋にあるのだろうか?
確か店を出る時、俺が
「おい ライター忘れてるぞ」
と妻に云った時は、テーブルの上には財布は無かった

財布を捜しに店に入っていった妻は、程なく戻ってきた

「財布、あったのか?」
『…うん あった』
テレ臭そうに答える妻

ぷ ぷぷぷ ぷぷぷぷぷ (^_^;)
俺が笑いをこらえきれなくなると
『何よ! なによ! なによなによなによ!!』

妻が何を言ったかはよく覚えていない
何故なら、俺の脳ミソにはある一つの音楽がぐるぐるグルグル…

♪買い物しようと町まで♪