混浴−その古風で柔和な響きの裏に隠された人間の神聖なる原点(おいおい それ程のもんか?)
温泉巡りをしてきた
越後湯沢温泉と水上の宝川温泉
別に行きたかなかったんだけど、世の中には付き合いも必要
今回は誰も、ソープどころかストリップにも行かなかった
田舎過ぎて
ひたすら、呑んで喰った

一つだけ救いだったのは
混浴露天風呂の、宝川温泉
どうせジジババだけだと思ったら、逆に若いのばっかり
でも、カップルがほとんどだったけどね
ちなみに、水着禁止です(当然だ)

雪景色の中の露天、いい雰囲気だった
吊り橋、清流、綿帽子の山々
空気の澄んだ閑かな山あいの露天風呂に
髪をアップしてつかる女は
人の女といえど、胸から下をバスタオルでくるまれていようとも
水がしたたりゃ、みんないい女
若い、ふつーの子なのに、何とも言えない艶やかさを醸し出す

こちらはヤローばかりで、色気もそっけもなかったけどね
ここはカップルで行くべきだ

目の保養もさせてもらった
一人だけ、イケイケ姉ちゃんカップル
ほとんど隠さず、どうどうと
ぼよんぼよんの、ぶるんぶるんの
もやもや茂みも隠すことなく、みんなの視線が一極集中
そこにいた男の95%の視線を、独り占めした結構スタイルのイイお姉チャン
あれはなんと表現すればいいだろう?
エッチでもない、艶やかでもない、
むしろ伸びのびと明るく自然な感じ
いやいや、ピチピチギャルのナイスバディ
そこはかとなく得した気分、幸せ気分
しかし
連れの男の方は、むしろ自分の彼女を誇るかのように
存分に見てくれと言わんばかりにケロッとニコニコしていた
このやろー、昨日寝たのか、今日ヤルのか
ちょっとムカつく

嘘じゃねーぜ
見る日記に証拠を載せた

きっと隠すから、逆にエロティシズムは増幅されるのだろう
濡れた薄手のタオルは、女性の身体にピッタリと張り付いて
乳首の尖りや、おへその位置、ウエストのくびれまで
忠実に表現する

た、たまらん

俺は今まで、女と風呂に入れば、なんだって同じじゃん
と思っていた
だが、混浴続きで、ふと気づく

「何か」が違う

その違う何かを表現する術を、持ち合わせていないことがもどかしい

混浴ファンになりそうだ
誰か一緒に入らない?