徒然なるままに・・・
人を傷つけるのに、どういったやり方が有効であるか

故意に傷つける方法もあるし
そのつもりはないのに、知らないうちに人を傷つけてしまうこともある

俺がまだアオかった頃は
わざと傷つけたり、知ってて意地悪したりする方が
当然悪いと思っていた
まあ、普通に考えりゃ、それが妥当だ

でも歳を経るにつれて
知らないうちに人を傷つけてしまうこともあるんじゃないか
気がつかないうちに、相手を苦しめているんじゃないか
きっと、故意にそうするより、もっとタチが悪いんじゃないか
そう思うようにもなってきた

知ってて、故意に相手を苦しめたり傷つけたりするのは
意志を伴ってやること
ヒドイことではあるが、改善の余地がないわけでもない

知らないで相手を傷つけてしまっていたりする場合は
その人に悪い心がないから、概ね許せることなのだろうが
その人自身がそれに気がつくまで
延々と自分が傷つけられなければならない

別に、恋愛問題について述べているわけではないが
それにかぶせてみるとわかりやすい
こんなことは、恋人でも友人でも、夫婦でも親子でも会社でも
いくらでも普通に行われていることだ

さて、どちらが悪いか・・・

と言っても、このテーマに解はないだろう
その人がどう思うか、だ

世の中には、他意があるのかないのか、天才的に人を傷つけることの上手な人がいる
その反対側に、ちょっとのことでも簡単に傷ついてしまう人もいる
傷ついても立ち直りの早い人もいれば
しばらくドン底状態で、なかなか立ち上がれない人もいる
感情豊かで、傷ついても傷ついても人を信じる人もいれば
俺みたいに、冷徹で石のような心のヤツもいる

俺が書いた日記やメールで、傷ついた人もいるかもしれない
ソレを考えるとイヤになっちまうが
でも、考えてばかりいると、何にも出来なくなってしまう
結局、人間は地球上に一人でいない限りは
他人を傷つけ、他人に傷つけられながら生きていくモノのようだ

傷は、できることなら、負いたくない
負わないに、越したことはない
が、負ってしまったとしても、悲しむこともない
そこから這い上がってきたなら、きっと人間として一回り大きくなれるだろうから
なにより
人に優しくなれるハズ、だ
傷を負った人の痛みを、わかるハズだ

自戒の念を込めて

編集 みゆき : ものすごく共感しました。