猫に小判、ブタに真珠、じじいにコンピュータ・・・
純正部品の検索コンピュータが壊れた・・・と云うより、壊された

我々自動車部品商にとっての検索コンピュータとは
自動車の車検証データより車種・グレード・装備から車体色・内装色まで特定し
車体分解図を呼び出してパーツをピックアップ、
Assy・モジュール・単品かの供給形態から金額・見積もり・拠点在庫まで
自動車部品に関するあらゆる情報を引き出すことのできる
まさにドラえもんのポケットなのだ

その大事なだいじなコンピュータが壊れた
朝は立ち上がっていたのが、ふと見ると消えている
再度スイッチを入れると、エラーチェックを繰り返すばかりで立ち上がらない
セーフモードにしてもダメ
皆で首をかしげていると、女の子がそうっと言った
「あのう、社長が扇風機が回らないとかいって、スイッチを切ってましたけど」

どうやら、社長がメインの電源を落としたらしい

やられた...

70過ぎの爺さんでは、事の重大さを把握できまい
その後はスキャンディスクやクラスターチェックの繰り返し
でも、いくらやっても復活しない

四苦八苦してるところへ、社長がきてのたまった
「おい、こんぴゅーたー、壊れたのか?」
−そーだ、社長が壊したんだよ

「いや、俺は何もしちゃいないぞ」
−したんだよ!

「誰かがいじったんじゃないのか?」
−いや、社長だよ 人のせいにすんな

「俺はコンピュータなんてわからないから、触っちゃいない」
−ウソつけ!触んなきゃ壊れるわけないだろ

「俺は扇風機が回らないから、こうしただけだ バチッ」
−どぉわ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!

いきなりメインの電源落としやがった!
これで2回目!

ハードにアクセスしていることを告げるイルミネーションランプは静かに消えゆき
そしてコンピュータは二度と立ち上がることはなかった

確かにコンピュータには触っちゃいない
俺の負けだ、あんたの勝ち
頭マッシロ、お先マックラ
その後の忙しさは、昨日記したとおり

ちなみに、今日サポートの業者にきてもらって
ハード入れ替え・インストールし直しで
やっと復旧しました

まったく、クソ親父のおかげで、忙しさに輪がかかる
いつも俺が貧乏くじの尻拭い
カンベンしてくれ!