ベガとアルタイルはなんか切ない それは今の状況とラップするからなのか?
2月、長野の冬は極寒
帰り道の向こうには俺を励ますかのように
双子座のカストルとポルックスが仲よさそうに立っていた

ついこの間までは、牡牛が獲物に飛び掛る状態で
山の向こう側に頭から沈んでいくのが見られた

今は、ふと見上げると、すでに夏の大三角
左手にはさそりが地を這うかのごとく
その横に銀河の中心を射抜くいて座の南斗六星
みるきーうぇいとはよく云ったものだ
目を凝らすとぼんやりと淡い天の川が見えてくる
この大銀河の辺境にある一個の小さい星の上で
地面に這いつくばってしか生きられない小さい虫
・・・それが俺だ


冬の星座も賑やかだが
夏の星々もまた豪勢な顔ぶれだ
一度でいいから、大気圏外で
曇りの無いこの星たちを見てみたいものだ
できれば、月面から蒼い地球をみてみたいものだ
SFは大好きだけれども、夢の中ではなくて
想像の中だけでなくて
実際に・・・

あと数十年もすれば、俺のこの夢が叶うのだろうか?
アシモフみたいに、この目標の為に長生きを目指すのか?

いや、死ねば星になるのだから
死んだほうが早い

さて、きどったモノ書きから本音に戻る
俺の本当の夢は・・・

無重力セックスだ!!!!!
(微小重力の中でもいいよ)

シラケルなよ
みんな、俺と同じことを考えたことあるだろう?