なんか切ないぜ・・・
明日は販売会議
資料作りでこんな時間だが、まだこれからGTRのブレンボーのローターを4枚削らなければならない

明日にする


おかげさまで、やっと引越しが完了した(誰のおかげ?)
ぎりぎり3月の引渡しに間に合った
というより、毎晩遅くまで掃除して、内装屋に無理を通して
間に合わせたという方が正しい
当初40万円の見積りが、どのくらいになるのだろうか?
でも、3日で1万の日割り家賃を払う覚悟でいたから、とにかく年度末に出られてよかったと云えるだろう

それにしても、キツかった
最初は、去年の11月にガキを早々転校させて、半年もあれば大丈夫だろうという目論見だった
誤算は、ベテランの入院・手術

荷物も、思ったより多かった
通常の4人家族よりは少ないウチだが、業者を使わず、仕事が終わってから夜だけ作業するのでは、大してはかどらない
まして夜中に3階から物音立てずに荷物を運び降ろしたり、掃除をしたりしていたのでは、作業効率が悪すぎる
ついでに妻はギックリ腰になり、最後の方は一人でやらねばならなかった

仕方の無いことだが、ガキも汚しすぎだ
クロス一面に花咲く芸術的壁画、柱の落書き、食べこぼし、傷の数々
ふすまと障子はいわずもがな
とーちゃんはカビ取りハイターで手を真っ白にしながら、毎晩まいばん拭き掃除
グッタリ疲れて帰っても、あっという間に黄色い朝はやって来る

でも、8年も同じ所に棲み続けた事は、今まで無かった
18歳で東京に出てから、千歳船橋、読売ランド、明大前、つつじが丘、千歳烏山、鮫洲、大井町、立会川
結婚してから、谷保、国立、そして長野へ帰って3件目が、ココだ
ああ、引越し人生 引越し貧乏

毎夜遅くまで荷物を運び出し、時には徹夜で部屋中を綺麗に拭き掃除
最後に玄関のドアを拭き終った時

なんかちょっと切なくなった

勿論、妻もガキどもも元気だし、商売も苦しいがなんとかやっていけてる
カネもまったく無いわけではないし
フツーに云えば、幸せかもしれない


ガランとした部屋
最初に来た時も、そうだった(当たり前)
ガキは、上は2歳、下は半年
真冬だった
ガキどもは、ここで大きくなり、友達と遊び、泣かされ、保育園、小学校へ行った
親子四人で川の字で寝た部屋
お盛んだった頃、妻とココで×××したり、△▲△△△してもらったり・・・

ベランダには、鳥の巣が4つもあった
すずめ・つばめ・ハト
ゴミをどかしたら、雛が出てきてびっくりしたこともあった

部屋を見渡せば、色々なことがあったのを、次から次へと思い出す

結局、長く棲んだ分、ガキが小さかった分
思い出がここ一杯に染み付いているんだな
そういえば、引越しするたび、そんな感傷的な思いがあった

初めて女の子を知った部屋
悪友どもと飲んで騒いでケーサツが来た部屋
徹マンとライブハウスの部屋
上の女の子の喘ぎ声がまる聞こえの部屋
会社の遅刻記録をつくった部屋
半同棲した部屋

そして、家族が4人になった部屋


明日からは、いや今日からは
新年度だな