ネコ再来 黒ブタぶたブタぶた黒ブタ猫
深夜、電気代がもったいないから、倉庫の電機は消している
だが時折、倉庫へ出向いて商品を取りに行ったりしなければならない
暗闇の中ではあるが
何が何処にあるかは頭の中に配置図があるので、消したまま取りにいく
すると、何かが足に当たった!

びくっとして振り返ると、二つの目
またしても、猫だ
でかい
そいつは俺とイキナリ出くわしてもひるむことなく
ゴッタクで溢れている開かずの二階へ
ゆっくりと登って行った

俺がカメラを持って追いかけると
そいつは振り向き
ニヤリと笑うと
巨体を揺らしながらのそのそと屋根裏へ消えていった
見る日記に載せたよ

それにしても

可愛げがねぇ