diary

社長が怒った

ネコがエサを探してゴミ箱ひっくり返すし、部品を散らかす
空腹に耐えかねたのだろう、何匹ものヤママユガの羽が散乱してるし
仕事中にも出てきてにゃあにゃあうるさい
「お前なんとかしろ！」
と言われてしまった

確かに情が移ってエサやってんの俺だし、居着かせてしまった責任はある
ということで、今日からエサをやらないことにした

そして夜
俺が一人になると、親ネコがいつものごとくやって来て鳴いて催促する
やらない
すると、ガキネコまでやって来た
４匹で、ジッと俺を見る
ここで我慢

ふと、足元を見ると、母ネコのオッパイにガキどもが吸い付いている
こんな近くにガキネコがきたのは、初めてだ
しかも、警戒心の強いグレーまで･･･

思わず写真を撮ったら、母ネコと目が合った
「あなたがエサをくれないから、こんなに子供達はおなかすかせてるのよ！」
「充分にくれないから、この通りいつまでたっても乳離れできないの」
「私一人で、どうやってこの食べ盛りの子供達を養っていけって云うの？」
「私達家族をネタに、日記書いてるじゃい？　モデル代よこしなさい」
「どうせあなたは、美味しいものたらふく食べてるんでしょうね」
俺は食ってねえっての！

トイレに行きたかったが、５分ほど我慢した後
結局、今日もエサをやってしまった俺
母ネコよ、お前は強い
そして知恵もまわる
俺の負けだ

あ〜
ただでさえ悩み事が多いのに
なんで俺がネコの心配までしてやらにゃいけんのだ！？