ラブホテルの利用状況に垣間見る、現代社会の景気動向とそのその行方
土曜日の夜、久しぶりにラブホテルへ行った
もちろん、一人じゃないよ 
かといって、3人でもない

俺は20代も後半になるまで
ラブホテルへは行ったことが無かった
別に、まったく女がいなかったわけではない
実は行きたかったし
どういう感じか興味はものすごくあった

だけど、カネがなかった
その頃は東京で一人暮らしだから
別にアパートでスレばよかったし
ホテルへ行くカネがあれば
二人で美味いもんでも食ったほうがよかった

でも、それよりも行けなかった理由は
「セックスをするためだけに」存在するトコロへ
自分の意志で行く・・・ということに
非常に抵抗があったからだ

その頃はまだアオかったから
愛情が先にあって、それが昇華すると
男と女が身体を重ねる
そう信じていた

だから、現実世界から隔絶された卑猥な密室に男女が閉じ込められ
さあ、思う存分おヤリなさい・・・的な状況は
愛の本質と違う! などと思い込んでいた

勿論、浮気や援交、高校生や夫婦などが利用するには
最適の場所であることは確かだ
セックスそのものが目的なんだから
思いっきりセックスの出来る場所なんだから

でも、ラブホは今のご時世をよく反映している
土曜のゴールデンタイム(?)に
空室がごろごろあるんだから
昔は一杯で入れなくて
アセってラブホ街をぐるぐる回ったもんだ
同じ思いをした奴は、必ずいる