ベルカント座、座長の徒然

　６月21日（日）に『ちえりあホール』でソロ・リサイタルを開催するので、その曲目を歌い乍ら考え中です。

一度もコンサートで歌った事のない『アンドレア・シェニエ』のマッダレーナのアリアとか『仮面舞踏会』を入れてみようかな？！とも思ったのですが、やはり慣れた曲でやる事にしました。

　誰でも楽しめるクラシックにしたいので、
『歌と踊りで綴る、楽しめるクラシック』
と言う副題を付けたので、プロの司会者STVの川嶋留美さんに解説も入れて貰い乍ら
『千の風に成って』とか『赤とんぼ』等の誰でも知ってる歌曲や” Amazing Grace" やイタリア歌曲"Caro mio ben "　それにカルメンをフラメンコカスタネットを叩き乍ら踊り乍ら、後は歌い成れているベッリーニ『ノルマ』の清らかな女神よ！　『マクベス』からマクベス夫人の夢遊の場等々、動きの大きな物を歌う予定です。

　クラシック初心者でも興味が持てるのは、只突っ立って歌うだけではなく、踊り乍ら、演技し乍ら、が一番飽きずに観ていられると思うからです。

　2,004年にマクベス夫人の夢遊の場を歌った時には、『誰かが戸を叩いている！』と言う歌詞の時に、私が実際には無い扉の方を振り返って凝視したら、お客さんも私の視線の先をはっとした様に見入っていたし、『凄いねぇ！凄いねぇ！』と言う声も聞こえて来ました。

『場の空気を掴む』事が出来ると、お客さんは食いついて来るので、やはり芝居の出来る物が一番良いと思います。

　後は体調だけですね！これが私には一番難しい！
歌だけに専念出来る環境ではないところが辛い！

結婚相手には、歌に専念させてくれる人を選ぶつもりでいます。

　夕べは車に雪が積もる程降って、ペチカを点けていても仲々20℃に成らなくて、寒さが身に凍みましたが、今日は嘘みたいに良い天気！

　２Fはぽかぽかと陽光が降り注いで気持ちが良い程です。
但し、窓を開けると外は寒いっ！！



4日前に生けた薔薇が満開です。





2Fが暖かいのでご機嫌のウニヴェルソ！
真上からカメラを構えたら、ちゃんと見るんだから立派な『モデル』です。
タレントにして稼がせようかな？！

　夕べから雪混じりの雨が降り続いて、とても寒いっ！！
金曜日のコンサートの日だけはお天気だったけど、又冬に逆戻るとはね。

　札幌でも漸く梅の蕾が膨らんで来たのに、枯れちゃわないかしら？！
28日は私が歌いに行っている介護施設でお花見遠足だそうで、誘われていて、雨天でも決行だそうだけど、週間予報では雨だし、でも、行ってみようかなぁ？！とは思っている。

　バスで行くらしいから、それじゃあサービスして、歌い乍ら行きましょうかねぇ？と考え中。

　でも、晴れて欲しいなぁ！

　一昨日からず〜っと寒くて、連日ペチカを焚いているのだけど、先週、今シーズン最後の給油して貰って、リッター55円と大分安く成って来たので、安心して焚いていられる。

　猫たちは寒いと、まるで虐められている様な顔をするので、寒いのは私のせいじゃないよ！　と思っている。

　暖房すると本当に安心した様な嬉しい表情をするのだから、猫にもちゃんと感情ってもんが有る、って分かるのよ！

　今日の札幌は雨で気温が低く寒い日と成りました。
両親のお見舞い用と明日の介護施設訪問コンサートで又アレンジフラワーを贈ってあげようと思い、お花屋さんまで歩いて行きました。

薔薇が10本￥150の驚異的安値で黄薔薇10本、赤薔薇10本購入しました。


ウニヴェルソが鼻をくっ付けて匂いを嗅いでいるのは、リューカなんたらと言うそうですが、名前は忘れてしまいました。
とても香りの強い花で、お花屋さんでは『桜餅の匂い』と言っているそうです。
確かに桜餅みたいな香りがします。


　両親は寝たきりでも、お花の匂いには目をぱっと開けるので、なるべく目の覚める様な良い香りの強いお花が無いかなぁ？！
と思って探していたら、初めて見たお花だったので匂いを嗅いでいたら、お店の人が教えてくれました。

今日はお花がとても安くて、今日のお花の中ではこれが一番高くて１本210円でした。



　これだけ生けても全部で￥1,500と、あまりの安さに嬉しい驚き！
薔薇が20本でも300円だなんて、滅多にありません。

　意識不明に成った母でさえ、お花の強い香りには目を開けるのです。
一番最後まで残るのは『聴覚』だと言いますが、『嗅覚』も好きな物なら反応するのが分かりました。

　介護問題が背景にある自殺としてタレント、清水由貴子さん（享年４９）の自殺の真相が報道されていますが、介護だけが問題だった訳ではなさそうですが、私自身もほんの６年前までは、たった一人で認知症に罹ってしまった両親の面倒を看ていたので、どれほど大変な事かは身を以て分かります。

　私の場合は姉が直ぐ近くに住んでいるにも関わらず、一切、親の面倒を看なかったので、母方の親戚の伯母と叔母から電話が掛かって来て、『どうして一人で面倒看てるの？！お姉ちゃんは？？一人で看ていたら死んでしまうよ！区役所へ行って、介護認定して貰いなさい！』と知恵を授けてくれたので、言われた通りに申請したのですが、介護認定に来た係官がインタビューしたところ、二人とも何を訊かれても答えられず、名前すら答えられなかったので
『これはお二人とも相当に進んでおられますから、要介護認定されない事は有り得ませんので、施設を探すなり、どんどんと話を進められて下さい！』

と言われてかえってがっかりしました。
私の親は、そんなに酷かったのか？！そんなに酷い人達を一人で面倒看て来たのか？！
と、普通は認知症では仲々認定されないと聞いていたので、あまりにもあっさり認定されて、何とも表現出来ない複雑な気持ちに成りました。

　母は足が丈夫で、出掛けて行けば迷子に成って警察のお世話に成った事３回、勝手に『食品ではない物』まで食べてしまったりするので、食事中も全く目が離せず、私が眠っている間に、早朝両親そろってペチカのストーブにスリッパを履いたまま足をかざして焦がして煙が充満したので、臭さに目を覚まして起きてみれば、火事と火傷の寸前だったり・・・

　燃えているストーブに直接手をくっつけようとしたり・・・

祖母の面倒を５年近くも看た伯母は

『おばあちゃんは寝たきりで全然動けなかったから、かえって楽だったのよ！　安全にしておけば、置いて買い物にも出掛けられたし、お母さん（私の母の事）みたいに、元気で動き回れる人の方が、目が離せないので、かえって大変なのよ！』

と言っていましたが、確かにそうでした。

　施設に預けたのが2,003年２月11日でしたが、その晩初めて、朝迄ぐっすり眠れたら、あれだけ酷かった全身の凝りが解れて、
『体って、こんなに軽かったっけ！！』
と思った事は鮮明に覚えています。

　私の場合は、毎日24時間営業でしたから、疲労困憊の連続で、
『これは、親より私の方が先に死にそうだな！』
と思っていたので、何とか親が死ぬ迄は生きていないと、何とか猫たちが生きている間は生きてやらないと餓死してしまう！

と思っていたので、『自殺』なんて言葉はどこにも浮かびませんでした。

　当時も、50歳の娘が80歳の母親の介護に疲れて絞め殺した！なんてニュースが何度も有って、それを観る度に、身につまされていました。

　今は両親そろって入院中で、仕事を抱えての看護生活で、お見舞いに行くだけだ、とは言っても、病院へ行くと酷く疲れてしまいます。

　あの本当に大変だった介護生活の時より、『自殺』の言葉はたまに浮かぶ事が有ります。

　仕事も介護も、人間関係も、時に放り出したくなる事は、ままあります。

何とか頑張っているのは、未だ、オペラ歌手として、目標を達成していないので、やり遂げなくては！　と言う気持ちが強いからかな？！
と自問自答しています。

それに、猫たちも未だ生きているし、親も未だ、頑張って生きてくれているしね。

　私の"i Book" にはAppleWorks が装備されてなくて、OS10.3 PANTHER の時には標準装備されていたのに、、つまり何も無いので不便を感じていました。

　そこで『無料ダウンロード』を見たら、『iWork09Trial』30日間無料体験版が有ったので下ろしてみました。

　AppleWorks 　よりも遥かに進化していて、ポスターまで簡単に作れる様に成っています。
　表計算も簡単に出来る様に成っているし、これは便利ですが、ウェブで印刷データを作成するには別の、イラストレーター等が必要なので、やっぱり不十分です。

ま、次のコンサートの時迄に、イラストレーターでも購入するか、何とかした方が良いかな？！と思案中です。

　今、印刷をお願いした会社は、メールにテキストデータをそのまま打ち込めばあちらで編集出来るので、このままでも困りはしないのですが。。

　あ〜あしかし、iWork09　で試しにポスターを作ってみたら、もうまたまた眼精疲労が酷く成って、夕べは漢方の風邪薬からビタミン類、仕舞には鎮痛剤を飲んで眠って、やっと今日は大分楽に成りました。

　毎日毎日、パソコン作業のお仕事をされている方々は、さぞや大変な事と存じます。

　疲労にはお気を付け下さい。



　

　インターネットで印刷屋さんを見つけて、もう注文は出したけど、巷ではWindowsが主流なので、私の送ったデータが開かなかったそう。

　jpg写真は開いたそうだけど、AppleWolks Word で作ったファイルは開かなかったそうです。

　それでもあちらで編集し直して出来るそうですが、値段が少し高く成ります。
　
　楽天市場でチケットを100枚単位で印刷する店が有ったのですが、そこはデータを丸ごとこちらで作成したのをアップロードしなくてはならないのですが、私にはそのソフトが無いので、結局ちらしを印刷してくれる同じ会社に、チケットも頼む事にしました。

　格安なのですが、千枚単位なので、必要なのは436枚だけだから、半分以上は捨てる事に成りますが、それでも、100枚単位での印刷よりもお安いのだから、値段的には良いけど、余るのは勿体無い気がします。

　日時も印刷されますから、次のコンサートでは使えないしなぁ！！

噴水アレンジ

　生け花は目にも心にも優しくて良いのだけど、PCで作業するのは目が疲れて、又又眼精疲労が酷くて体調が悪く成りました。

　コンサートのちらしをデザインしたり、インターネットで印刷屋を探したり、細かい文字を凝視していると、目の奥に鈍痛が走り、更には首凝り肩凝り、、そして全身の凝りに発展して動けなくなってしまう・・・溜め息。。

インターネットで見つけた印刷屋さんは格安で、コンサートのちらしもチケットも作れて便利ですが、ちらし加工をウェブ上でやるアプリケーションが無いので、私の場合は自作した物を郵便で送らないとならないので、もう一度、作り直したりするのにもうひと頑張り必要なので、自己治療し乍ら、目をだましだまし作業しないと！！

『24シーズン６』がFOX-TVで始まりました。
CS初放送だけど、もうどこかの局で放送し終わっていたので、随分遅いなって感じです。

　あの声優の話し方が難点で、いつもいつも頑張って喉に力が入っているのが、声が専門の歌手の耳には障ります。

　オリジナル版ではあんなに頑張ってしゃべってはいないので、なるべく吹き替えではないのが観たいと思っています。

　まあ、あのジャック・バウワー役のキーファー・サザーランド、親のドナルド・サザーランドは好きだけど、キーファー（松）まっつぁんの方は生理的に嫌いなタイプで、あまり見たい顔でも姿でもありません。
　が、しかし、話の筋もかなりやり過ぎだと思うんだけど、新シリーズが始まると何となく観てしまう、、、、。

やっぱり気になる番組の様です。

　暖房費削減の為、寒い１Fは昨日は13℃今日は16℃しかないんだけど、２Fはサンルームに成っていて、全面が大きな窓なのでお日様が差すと気温が一気に上がって、昨日は28℃今日は26℃と暑いくらい！

　そこで、さむ〜い１Fのダイニングで食べるより、アレンジフラワーのギャラリーと化した私の部屋の前にカフェテーブルを持って行ってそこでランチとシャレ込む事にしました。♪♪

貧しい食事でも、眺めが良いとほんとにお洒落でリゾートホテルに居るみたいな気分です♪♪♪
これからは２Fでランチしましょ！



SunRoomが暖かいので、猫たちはずっと２Fで寛いでいます。

烏が煩いのでさっきまで木の上の烏を観ていたウニヴェルソ。

Bickey

真ん中がトルコキキョウ、両サイドが蘭

　今夜は木製の花籠(¥105)を買って、４日５日のヨーロッピアン・フラワー・デザインの展示会の作品に使用したトルコキキョウの生き残りと、先生の作品から『これ、あげる！』と言われて頂いた、蘭の花を使ったアレンジメントを作って、両親の病院までお見舞いに行きました。

　トルコキキョウは匂いが強いので、まずは父の鼻先にくっつける様に近づけたら、父は目を開けました！！♪♪♪
　元々植物大好き人間で、君子蘭を２つ玉で咲かせる程、難しいと言われるサボテンの『かぶとまる』等も綺麗に咲かせていた人なので、やはり反応は凄かった！

上から見た所＝後ろには白菊と紫色のスターチス、ミリオンダラーアスパラ


続いて母の部屋へ行き、母にも匂いを嗅がせたら、意識不明なのに、やはり目を開けました！♪♪
そして見えてはいない筈の目で、又しても視線が合いました！

私のCDはいつも　i pod　で聴かせると涙を流したり、今度はお花でもちゃんと反応をしてくれました。

　月曜と火曜日には過労で凝りが酷く成って、頭痛と吐き気で寝込んでいたのですが、痛みの中でぐーっと睡魔に襲われて眠っていたら、母が運転しているAUDIで観た事も無い美しい景色を眺めて居り、足の上にはちゃんとウニヴェルソも乗っていました。

　とっても楽しい気持ちで景色を眺めていたのですが、母がグロッキーの私を慰めようと、ドライブに連れて行ってくれたのだと思います。

　意識不明に成っても母は母、娘が苦しんでいるのは放っておけないのでしょう！

父は霊能者なので、私の傍に悪霊が寄って来ると察知して、一瞬にして私の元へ飛んで来て、雷の様な声で追い払ってくれますが、意識不明に成ってから、霊能力の無い母でも、魂が自由に動ける様に成って、肉体の頭脳の認知症も治って、ちゃんと父と同様に私の事を守ってくれるように成りました。
良い親に恵まれたと思います。♡♡♡

Generosa(ジェネローザ)寛大な＝展示会出展作品

大川原先生作




大川原先生作＝入り口

生徒作品

生徒作品

４日の朝10時〜17時、５日の朝10時〜16時まで『札幌市民ギャラリー』でヨーロッピアン・フラワー・デザイン全道の展示会が開催されました。

　12月の半ばから始めたばかりの私に、先生から
「センスが良いから、大きく生けるのが得意そうだから、是非出展して〜！」
と言われてそれでは！と出展する事にして、作品名を決めて使うお花も自分で決めて注文しなくてはならなくて、お花の名前の分からない私は、Fiore（フィオーレ）イタリア語で花、と言う名のサイトにアクセスして、販売しているお花からグリーンまで全部調べて、作品をイメージし乍らお花を決めるところから始まって、注文したのが２月１2日、そして４月２日が生け込みに会場へ行く日でした。

　注文通りのお花が来るとは限らないので、紫のフリージアが来なかったらイメージが壊れるので、出掛けに紫色のトルコキキョウを仕入れて行ったら正解で、紫フリージアが有りませんでした。

　器も４つ持って行って、先生に相談したら『王冠アレンジ』で使った胡蝶蘭の鉢が下まで挿せて良いでしょう！との事で、それに決めたら、当初は横に広く生けようかと思っていたので、これだと縦長にしか挿せないので、花材を眺めていたら閃きました。

　縦に大きく、夜会服の様なひとがたのアレンジフラワーが出来上がり！！
こんなドレスが欲しいなぁ！と思っています。

　会場中に溢れていた作品の中にも、こんなのは有りませんでした。
ユニーク・オリジナリティに溢れていた点ではぴかいちでしょう！
(^o^)

良いかどうかは別にして、思い通りに生けられて、木曜日の生け込みは楽しかったです。

が、しかし、翌金土は連日PCでコンサートのチラシとチケットのデザインをしていたので目が酷く疲れ、日曜日には作品を取りに会場へ行って、大き過ぎて運べないので、上の部分は全部抜いてお花用の袋へパックして地下鉄で帰宅したら、両腕がこりこり、肩もこりこり。。

夜にはしっかり頭痛に成ったと思ったら、月曜の朝には頭痛と吐き気で動けず、ハーブティとほんの少しの食べ物で過ごし、火曜日も治らずに、ハーブティとコーンフレーク、夕方には梅干し粥を作ってやっと『ご飯』をわずかでも食べ、今日は漸く痛みは消えたものの食欲は無く、夜、調整に行ってやっと胃が動いて空いて来ました。


　ほんと、先週のコンサートの後も風邪を押しての無理をしたので、月火は死んでましたが、２週続けてこうなるとは！！
苦しいなぁ！（ーー；；