2008年05月の記事
2008 05/25 23:06
Category : その他雑記
聖徳太子が建てた歴史ありすぎな寺院であります四天王寺にて毎月21日22日は縁日で骨董市をやっているそうな。
21日が大師会といって弘法大師、すなわち空海の命日。22日は聖徳太子の命日で太子会です。
http://www.shitennoji.or.jp/
普段拝観料が要る中心伽藍も無料解放され、五重塔(つっても焼けて再建したコンクリ製だけど)も登れる。
五重塔は過去何度も雷で燃えたり織田信長に燃やされたり、室戸台風で倒壊したり、B-29に燃やされたりしてるが、何度も何度も再建されてるそうな。
http://www.d1.dion.ne.jp/~s_minaga/sos_sitennoji.htm
なんで行ってきたかというと、イケてる香炉出てないかなぁ~と思いまして。
お香に凝りだすと香炉にも凝りたくなってくるダメ人間の性…。
行ってみたら、出店もいっぱいで、寺までの参道(つまり天王寺駅のわりとそばから四天王寺に向かう裏通り。仏壇屋とか多いとこ)にまで出店が建ち並ぶ。凄く人いっぱいで、こんな場所があったのか!と驚いた。
おじいさんおばあさんがいっぱい来てて、ほんと賑わってた。
若い人はあまりやはり居ない。四天王寺女子とかの子が出店とか出てるしぶらぶらしたりはしてるけど。
(四天王寺は女子高を経営してる。寺の敷地内みたいなとこに校舎があり驚いた)
基本的にジジババ満載でジジババのためのイベント感。現世極楽浄土だな!
しかしときどきゴスロリっぽい服来た若い女性が1名でぷらぷらしてたりを見るんだよな。複数人見た。
客層が謎である。(そんなんいうたら、俺も謎っぽいかもですが)
骨董市というけれど、普通に食い物屋の出店もいっぱいで、園芸屋なんかも植木売りに来てるし、骨董ていうかアンティークおもちゃとか売ってる人も居れば、自作のアクセサリー売ってる人も居る。
下町の縁日とフリマの間みたいな感じだね。
おもしろかったのが、お香の出店なんかまである。しかも何件も。
参道の仏具屋も店先で特売コーナー作ってお香セールしてるし、お香マニアは安く買えるのでアリかも。
ルームインセンスというより、ガチな和お香中心ですが、高級線香もあるし、和のお香好きは行けば、安売りしてるんで、高いの買うときゃいいんじゃないかなあ。
気になる骨董ですが、結局俺が欲しいのは無かったので買わなかったんですが(俺が今欲してるのはちょい特殊な香炉なので…)、
いろいろピンキリだけど骨董屋出てて、香炉も数はいろいろありました。
香炉以外の茶器だの酒器だのはもっと豊富にいろいろありましたし、骨董好きなら覗いてもいいかも。
今回、21、22日と両日行ってみたんですが、行くなら断然21日!
業者ってあれもしかしてあそこらで寝泊りしてんのかな?
22日は昼1時くらいに行ったんですが、ほとんどのとこがもう箱詰めしだして帰る準備しまくりでした。
箱入れちゃったら見れないし、もはや売る気無しです。
業者自体も21日より格段に少なかったし、出店もぜんぜん無かった。太子会のほうはしょぼしょぼなのでいまいちだね。
まあ人ごみじゃないので過ごしやすいとも言えるので、参拝目的ならアリなのかもですが…
骨董狙いなら、やっぱ21日に行かなきゃならんなと思いました。
線香屋も出てなかったし。
四天王寺界隈は、お香マニアにはわりと注目かもしれないなと、今回思いました。
仏具系のお香屋が多くあるし、入ってないけど、参道界隈見て回ると仏教美術専門店とか骨董の店も多く集まってるようです。
超カッコいい香炉はそういうとこ行けばありそうだし、高級線香もここらの店行けばあるし。
21日が大師会といって弘法大師、すなわち空海の命日。22日は聖徳太子の命日で太子会です。
http://www.shitennoji.or.jp/
普段拝観料が要る中心伽藍も無料解放され、五重塔(つっても焼けて再建したコンクリ製だけど)も登れる。
五重塔は過去何度も雷で燃えたり織田信長に燃やされたり、室戸台風で倒壊したり、B-29に燃やされたりしてるが、何度も何度も再建されてるそうな。
http://www.d1.dion.ne.jp/~s_minaga/sos_sitennoji.htm
なんで行ってきたかというと、イケてる香炉出てないかなぁ~と思いまして。
お香に凝りだすと香炉にも凝りたくなってくるダメ人間の性…。
行ってみたら、出店もいっぱいで、寺までの参道(つまり天王寺駅のわりとそばから四天王寺に向かう裏通り。仏壇屋とか多いとこ)にまで出店が建ち並ぶ。凄く人いっぱいで、こんな場所があったのか!と驚いた。
おじいさんおばあさんがいっぱい来てて、ほんと賑わってた。
若い人はあまりやはり居ない。四天王寺女子とかの子が出店とか出てるしぶらぶらしたりはしてるけど。
(四天王寺は女子高を経営してる。寺の敷地内みたいなとこに校舎があり驚いた)
基本的にジジババ満載でジジババのためのイベント感。現世極楽浄土だな!
しかしときどきゴスロリっぽい服来た若い女性が1名でぷらぷらしてたりを見るんだよな。複数人見た。
客層が謎である。(そんなんいうたら、俺も謎っぽいかもですが)
骨董市というけれど、普通に食い物屋の出店もいっぱいで、園芸屋なんかも植木売りに来てるし、骨董ていうかアンティークおもちゃとか売ってる人も居れば、自作のアクセサリー売ってる人も居る。
下町の縁日とフリマの間みたいな感じだね。
おもしろかったのが、お香の出店なんかまである。しかも何件も。
参道の仏具屋も店先で特売コーナー作ってお香セールしてるし、お香マニアは安く買えるのでアリかも。
ルームインセンスというより、ガチな和お香中心ですが、高級線香もあるし、和のお香好きは行けば、安売りしてるんで、高いの買うときゃいいんじゃないかなあ。
気になる骨董ですが、結局俺が欲しいのは無かったので買わなかったんですが(俺が今欲してるのはちょい特殊な香炉なので…)、
いろいろピンキリだけど骨董屋出てて、香炉も数はいろいろありました。
香炉以外の茶器だの酒器だのはもっと豊富にいろいろありましたし、骨董好きなら覗いてもいいかも。
今回、21、22日と両日行ってみたんですが、行くなら断然21日!
業者ってあれもしかしてあそこらで寝泊りしてんのかな?
22日は昼1時くらいに行ったんですが、ほとんどのとこがもう箱詰めしだして帰る準備しまくりでした。
箱入れちゃったら見れないし、もはや売る気無しです。
業者自体も21日より格段に少なかったし、出店もぜんぜん無かった。太子会のほうはしょぼしょぼなのでいまいちだね。
まあ人ごみじゃないので過ごしやすいとも言えるので、参拝目的ならアリなのかもですが…
骨董狙いなら、やっぱ21日に行かなきゃならんなと思いました。
線香屋も出てなかったし。
四天王寺界隈は、お香マニアにはわりと注目かもしれないなと、今回思いました。
仏具系のお香屋が多くあるし、入ってないけど、参道界隈見て回ると仏教美術専門店とか骨董の店も多く集まってるようです。
超カッコいい香炉はそういうとこ行けばありそうだし、高級線香もここらの店行けばあるし。
2008 05/24 14:58
Category : その他雑記
アメリカのインセンスメーカーで有名どころつったら、やっぱジェニコ社でありましょう。
GENIECO、すなわちガーネッシュのメーカーですね。
1925年(大正時代)に設立された老舗です。
けど、98年に日本香堂の傘下、100%子会社になったそうな。
http://www.sekkenshinpo.com/america/america2.htm
さらに、フランスのオシャレブランドのESTEBANも96年に日本香堂の傘下になっている。
http://www.esteban.co.jp/company/
これらはあまり知られてないように思う。ガーネッシュもエステバンも日本香堂自身も、これらの資本関係をほとんど表に出さないでいる。
恐らく、別ブランドとして独立性を際立たせたほうが、これらオシャレさん需要的には有利だからだろう。
日本香堂つーと毎日香で有名な日本で今トップシェアのメーカーだが、同時にそれゆえに大衆メーカーの代名詞的な印象もあり、セレクトモノ的な感覚とは遠い印象になってしまう。
日本香堂ブランドのルームフレグランス用途のインセンスもいろいろあるけど、他社に比べいまいち評価されてない雰囲気あるのは、恐らくそのあたりに原因があると思うし…
パナソニックとナショナルじゃないけど、日本香堂のオシャレインセンスブランドは別名で独立させたら評価変わってくるんじゃないかな、と思ったりします。
オシャレ気取りの人ってアホだからブランド名でバイアスかかる人多いんで。
エステバンのお香とか、ガーネッシュのお香、全く同じ香りで日本香堂ブランドで売ってみたらどうだろう?恐らく評価下がってたいしたものではないかのように受け取ってしまう、ブランド信仰な人はきっと居ると思う。
さらに店で見かける香十、鬼頭天薫堂、大香といったブランドも日本香堂グループだそうだ。
物凄いインセンス界の巨人になってきている。
2005年には韓国のお香のトップメーカーらしい万福堂と合弁会社を作っている。
これが萬福香堂(http://www.manbokdang.com/)という会社で、「萬福堂の営業権、ブランドを譲り受け、アジア市場を中心に販売を行う」とのこと。
断片的説明を読む限りだが、ブランドが新会社に移るってことは、これは基本的に万福堂は日本香堂資本の入った新会社、萬福香堂に組織換えが行われ、ESTEBANと同じような立場になったという認識でいいのではないだろうか?
すごい拡大方針だ。
日本香堂の歴史は調べると凄く面白いです。日本香堂のサイトに書いてないような情報もWeb検索で調べると出てくる。
公式の沿革では「1942年 株式会社設立」といきなり始まって「1966年 社名を株式会社日本香堂に変更」となっていて、あえて元の社名を伏してあるが、(株)東京孔官堂であったらしい。
大阪の老舗線香メーカーの孔官堂(煙の少ないお線香で有名。1883年創業)のグループ企業であったのだ。
なんでも日本香堂と言えば毎日香だけど、毎日香のヒットで潤いすぎて、本社と亀裂が入って分家したとのこと。
また、この毎日香も、そもそもこれは鎌倉の鬼頭天薫堂(http://www.tenkundo.co.jp/)が明治期に作った線香で、ヒットしたもののようですが、これのブランドを買い取ったものだそうです。
今では鬼頭天薫堂自体も日本香堂グループの1企業です。
法人としての歩みは(株)東京孔官堂設立の1942年だが、もともとは天正期にできた御香屋だそうです。
その後1929年に孔官堂の東京出張所になり…1942年に東京法人になったという流れということです。
そして65年に毎日香のヒットで孔官堂から独立、それまで扱ってた孔官堂のブランドも返還とのこと。
その後オリジナル商品として開発したのが「青雲」だそうです。
65年、66年あたり両社でドロドロしてそうだなあ…
しかし、そもそも孔官堂の下部組織でしかなかった小さいお香屋が、今や孔官堂なんて目じゃないくらいの巨大コングロマリットになったというのは興味深い。
ある意味強欲の成せる技だ。強欲というと聞こえが悪いが、お香メーカーは単に好きな人にいいものを、みたいな趣味臭いテイストの経営をやってる老舗が多そうですが、日本香堂は商売人なんでしょう。ビジネスマンなのだと思う。企業として正しいと思う。
毎日香にはじまるブランド買収の歴史見ても分かるように、売れるものを作る、買うという分かりやすい方針なのだろう。
またそこでGONESHやESTEBANに目をつけるあたりのセンスの良さもあって、現在の隆盛に繋がったのでしょう。
通常の日本の線香屋の感覚では、普通GONESH買収しようって発想出ないよね…。そのあたりの頭の柔らかさは凄いなあと感服するばかりです。
GENIECO、すなわちガーネッシュのメーカーですね。
1925年(大正時代)に設立された老舗です。
けど、98年に日本香堂の傘下、100%子会社になったそうな。
http://www.sekkenshinpo.com/america/america2.htm
さらに、フランスのオシャレブランドのESTEBANも96年に日本香堂の傘下になっている。
http://www.esteban.co.jp/company/
これらはあまり知られてないように思う。ガーネッシュもエステバンも日本香堂自身も、これらの資本関係をほとんど表に出さないでいる。
恐らく、別ブランドとして独立性を際立たせたほうが、これらオシャレさん需要的には有利だからだろう。
日本香堂つーと毎日香で有名な日本で今トップシェアのメーカーだが、同時にそれゆえに大衆メーカーの代名詞的な印象もあり、セレクトモノ的な感覚とは遠い印象になってしまう。
日本香堂ブランドのルームフレグランス用途のインセンスもいろいろあるけど、他社に比べいまいち評価されてない雰囲気あるのは、恐らくそのあたりに原因があると思うし…
パナソニックとナショナルじゃないけど、日本香堂のオシャレインセンスブランドは別名で独立させたら評価変わってくるんじゃないかな、と思ったりします。
オシャレ気取りの人ってアホだからブランド名でバイアスかかる人多いんで。
エステバンのお香とか、ガーネッシュのお香、全く同じ香りで日本香堂ブランドで売ってみたらどうだろう?恐らく評価下がってたいしたものではないかのように受け取ってしまう、ブランド信仰な人はきっと居ると思う。
さらに店で見かける香十、鬼頭天薫堂、大香といったブランドも日本香堂グループだそうだ。
物凄いインセンス界の巨人になってきている。
2005年には韓国のお香のトップメーカーらしい万福堂と合弁会社を作っている。
これが萬福香堂(http://www.manbokdang.com/)という会社で、「萬福堂の営業権、ブランドを譲り受け、アジア市場を中心に販売を行う」とのこと。
断片的説明を読む限りだが、ブランドが新会社に移るってことは、これは基本的に万福堂は日本香堂資本の入った新会社、萬福香堂に組織換えが行われ、ESTEBANと同じような立場になったという認識でいいのではないだろうか?
すごい拡大方針だ。
日本香堂の歴史は調べると凄く面白いです。日本香堂のサイトに書いてないような情報もWeb検索で調べると出てくる。
公式の沿革では「1942年 株式会社設立」といきなり始まって「1966年 社名を株式会社日本香堂に変更」となっていて、あえて元の社名を伏してあるが、(株)東京孔官堂であったらしい。
大阪の老舗線香メーカーの孔官堂(煙の少ないお線香で有名。1883年創業)のグループ企業であったのだ。
なんでも日本香堂と言えば毎日香だけど、毎日香のヒットで潤いすぎて、本社と亀裂が入って分家したとのこと。
また、この毎日香も、そもそもこれは鎌倉の鬼頭天薫堂(http://www.tenkundo.co.jp/)が明治期に作った線香で、ヒットしたもののようですが、これのブランドを買い取ったものだそうです。
今では鬼頭天薫堂自体も日本香堂グループの1企業です。
法人としての歩みは(株)東京孔官堂設立の1942年だが、もともとは天正期にできた御香屋だそうです。
その後1929年に孔官堂の東京出張所になり…1942年に東京法人になったという流れということです。
そして65年に毎日香のヒットで孔官堂から独立、それまで扱ってた孔官堂のブランドも返還とのこと。
その後オリジナル商品として開発したのが「青雲」だそうです。
65年、66年あたり両社でドロドロしてそうだなあ…
しかし、そもそも孔官堂の下部組織でしかなかった小さいお香屋が、今や孔官堂なんて目じゃないくらいの巨大コングロマリットになったというのは興味深い。
ある意味強欲の成せる技だ。強欲というと聞こえが悪いが、お香メーカーは単に好きな人にいいものを、みたいな趣味臭いテイストの経営をやってる老舗が多そうですが、日本香堂は商売人なんでしょう。ビジネスマンなのだと思う。企業として正しいと思う。
毎日香にはじまるブランド買収の歴史見ても分かるように、売れるものを作る、買うという分かりやすい方針なのだろう。
またそこでGONESHやESTEBANに目をつけるあたりのセンスの良さもあって、現在の隆盛に繋がったのでしょう。
通常の日本の線香屋の感覚では、普通GONESH買収しようって発想出ないよね…。そのあたりの頭の柔らかさは凄いなあと感服するばかりです。
2008 05/24 13:43
Category : その他雑記
白檀について調べると、白檀でないけど白檀(サンダルウッド)と呼ばれる植物やらなんやらがいろいろ出てきて意味が分からなくなる。
前記事であえてアフリカ白檀、African Sandalwoodが検索で出てきたけど省いたのは、
わけのわからない状況で、これだけ別にまとめないと収拾つかないな、と思ったので…
調べても情報が少なくよくわからない。昔からアフリカでは白檀を輸出してたみたいな記述や、アフリカ白檀を混ぜた精油などの情報は出てきたが、これが植物として具体的になんなのかがいまいち謎です。
海外サイトを見ると、アフリカンサンダルウッドとしSpirostachys africanaなる植物が出てきた。
本当の白檀より甘い香りがするそうだ。
さらに東アフリカ白檀としてOsyris tenuifoliaが出てきた。
他にタンザニアの白檀として Osyris lanceolataも。
ざっと見た感じだと、
African Sandalwood = Osyris lanceolata
east African Sandalwood = Osyris tenuifolia
…って認識でいいのかな?
じゃあSpirostachys africanaは何?となる。これはこれでアフリカ白檀という記述は多い。
どうもサンダルウッドの俗名で呼ばれる植物がいろいろあるようで、我々日本人が思うより、サンダルウッドって名称はユルいもんなのかもしれない。
日本人は白檀つったら白檀って植物、インド白檀(Santalum album)やろと思ってしまうが、そんなガチガチではないのかも。
アフリカでは家具とか家材にこれらアフリカン白檀を使うようで、要はいい香りのする家具に使える木をどうもサンダルウッドとすぐ呼んでしまうようなのだ。
香りのある木で家具作りました~→サンダルウッド製の家具、とすぐなってしまう感じ。
例えばこことかアフリカンサンダルウッドを紹介している。
http://www.fine-african-art.com/infosandalwood/infosandalwood.htm
学名がSpirostachys africanaとあるので最初に挙げた植物です。Euphorbiaceae、トウダイグサ科の植物なので、明らかに白檀(Santalum)とは別種です。
主にアフリカ白檀は、香気のある家具や民芸品用の素材として需要があるようです。
…が、精油なんかの世界では、サンダルウッド精油の素材としてこのアフリカ白檀の香りが混ぜ物として使われているものもたまにあるようです。
基本的には家具材としての白檀代替品という利用法がアフリカ白檀については主流のようですが、精油として使われることもあるってとこ?
本来の白檀の香りの主成分はサンタロールという物質だそうだが、アフリカ白檀と呼ばれている植物達にも近いなにかが含まれてるのだろうか?
香り成分の化学的な解説が見つけれなかったのでよくわからんです。
なお同じような代替白檀臭植物であるカリブのアミリスはカジノール、カジネン、カリオフィレンといった物質が成分だそうです。
ちなみに白檀の香りのサンタロールの合成は成功していないものの
近い雰囲気を出す香料は開発されているそうな。
フランスのGivaudan社のサンダロア、
日本の大洋香料サンタリノール、
アメリカのInternational Flavors and Fragrancesのバクダノール
ドイツのSymrise社のブラーマノール
スイスのFirmenich社のポリサントール
などがあるそうです。
巷のウソ白檀臭はこれらを活用してそれっぽく仕上げてるのだと思われる。
食品の香料と同じでこれ単単ではやっぱ別物な香りでも、本物も合わせて使う際に高価な本物の使用量を減らしたり、アミリス等と合わせて本物感を高めたり、きっと業者にはいろいろテクニックがあるのだろう。
前記事であえてアフリカ白檀、African Sandalwoodが検索で出てきたけど省いたのは、
わけのわからない状況で、これだけ別にまとめないと収拾つかないな、と思ったので…
調べても情報が少なくよくわからない。昔からアフリカでは白檀を輸出してたみたいな記述や、アフリカ白檀を混ぜた精油などの情報は出てきたが、これが植物として具体的になんなのかがいまいち謎です。
海外サイトを見ると、アフリカンサンダルウッドとしSpirostachys africanaなる植物が出てきた。
本当の白檀より甘い香りがするそうだ。
さらに東アフリカ白檀としてOsyris tenuifoliaが出てきた。
他にタンザニアの白檀として Osyris lanceolataも。
ざっと見た感じだと、
African Sandalwood = Osyris lanceolata
east African Sandalwood = Osyris tenuifolia
…って認識でいいのかな?
じゃあSpirostachys africanaは何?となる。これはこれでアフリカ白檀という記述は多い。
どうもサンダルウッドの俗名で呼ばれる植物がいろいろあるようで、我々日本人が思うより、サンダルウッドって名称はユルいもんなのかもしれない。
日本人は白檀つったら白檀って植物、インド白檀(Santalum album)やろと思ってしまうが、そんなガチガチではないのかも。
アフリカでは家具とか家材にこれらアフリカン白檀を使うようで、要はいい香りのする家具に使える木をどうもサンダルウッドとすぐ呼んでしまうようなのだ。
香りのある木で家具作りました~→サンダルウッド製の家具、とすぐなってしまう感じ。
例えばこことかアフリカンサンダルウッドを紹介している。
http://www.fine-african-art.com/infosandalwood/infosandalwood.htm
学名がSpirostachys africanaとあるので最初に挙げた植物です。Euphorbiaceae、トウダイグサ科の植物なので、明らかに白檀(Santalum)とは別種です。
主にアフリカ白檀は、香気のある家具や民芸品用の素材として需要があるようです。
…が、精油なんかの世界では、サンダルウッド精油の素材としてこのアフリカ白檀の香りが混ぜ物として使われているものもたまにあるようです。
基本的には家具材としての白檀代替品という利用法がアフリカ白檀については主流のようですが、精油として使われることもあるってとこ?
本来の白檀の香りの主成分はサンタロールという物質だそうだが、アフリカ白檀と呼ばれている植物達にも近いなにかが含まれてるのだろうか?
香り成分の化学的な解説が見つけれなかったのでよくわからんです。
なお同じような代替白檀臭植物であるカリブのアミリスはカジノール、カジネン、カリオフィレンといった物質が成分だそうです。
ちなみに白檀の香りのサンタロールの合成は成功していないものの
近い雰囲気を出す香料は開発されているそうな。
フランスのGivaudan社のサンダロア、
日本の大洋香料サンタリノール、
アメリカのInternational Flavors and Fragrancesのバクダノール
ドイツのSymrise社のブラーマノール
スイスのFirmenich社のポリサントール
などがあるそうです。
巷のウソ白檀臭はこれらを活用してそれっぽく仕上げてるのだと思われる。
食品の香料と同じでこれ単単ではやっぱ別物な香りでも、本物も合わせて使う際に高価な本物の使用量を減らしたり、アミリス等と合わせて本物感を高めたり、きっと業者にはいろいろテクニックがあるのだろう。
2008 05/22 12:29
Category : その他雑記
白檀の線香を買いに行ったお香屋で店のかたと少し話したのだが
「インドの最高品質の白檀を使ってるのでこれはお薦め」とのこと。
んで、インドネシア産は質が落ちるらしい。
これって別の植物(学名で言うところの)って話なのかな?
白檀と言っても、ビャクダン科、ビャクダン属とあるので、いろいろあるのだろうか?
通常ビャクダンというのは学名で言うとSantalum albumという植物であるらしい。
他にどんなのがあるのかと調べると
オーストラリア白檀(Santalum spicatum)という近縁種が出てきた。
インド白檀の高騰で注目されているらしいが、香りで劣ると言われている。
しかしインド産とまた違った香りでイイと謳う精油販売サイトなどもあるようだ。
商売なので、質の低いのを単に「それも味」と言ってる可能性もありそのまま真に受けるわけにもいかないが、まあそういうのもあるらしいということで覚えておこうと思う。
機会があったら香り比べをしてみたい。
Santalum austrocaledonicumという記述も散見したけど、学名としてどっちが正しいのか、また別種なのかはよく分からなかった。
あと西インド諸島産白檀(?)というのも。
アミリス(Amyris balsamifera)という植物は、白檀と全く無縁の植物だが、香りが似ていて、高価な白檀の代替品として使われるそうな。
西インド諸島に産する。(西インド諸島つっても、大航海時代の欧米人が新大陸をインドと勘違いして付けた名で、アメリカ大陸の西、カリブ海の島々。ハイチとかそのへんのことです)
なんか「西インド産白檀」と誤解を生む表現や、「原産:西インド」という呼称などが散見されるが、誤解を生むので
「アミリス」もしくは、代替白檀ということを言いたいのなら、「アメリカ白檀」とか「カリブ白檀」とか言ったほうがいいと思った…
ピュアにインドのパキスタン寄りの西地方で産出と思ってる人居そうだった。
同じく別種の植物でアフリカ白檀というものもあるらしいが、これは別記事で書く。
その他調べて出てきた白檀属。
フィジーの白檀(Santalum yasi)というのもあるらしい。
ハワイの白檀(Santalum freycinetianum、 Santalum ellipticum、Santalum paniculatum)も出てきた。
3種も出てきたけど、かつてハワイは白檀がよく輸出されてたらしい。
ハワイアンサンダルウッドで調べるといろいろ出てくるかも。
ポリネシアンサンダルウッド(Santalum marchionense)も。芳香をいろいろポリネシアの住民が生活に使ってきたそうなのでやはり芳香が強いのだろう。
で、結局インドネシアの白檀はよくわからんね。けど、インドから太平洋、オーストラリアまで広く分布する植物のようなので
インド原産のSantalum albumが植栽されたというよりは、インドネシアあたりの原産種がありそうに思うので、恐らく亜種レベルか別種かは分からないが、インドネシアの特徴を持った白檀があるのではないかと思うので、香りが違うというのもありそう。
また半寄生植物なので、宿主になる木や土壌によって香りも変わってきそうだし、地方ごとの香りはやはり違うだろう。
気になる香りの差だが、フィジーやハワイの白檀は香りが少なく、やはりインドの白檀が最も芳香が強いようだ。
普通に考えると、ユーラシア西グループが香りを出す能力が高く、東に行くにつれその能力が低いという分布をしているので、
やはりオーストラリアのものは落ちるのでは?と思われるが、薄い香りも抽出して濃くすれば同じだし、
強さでなく、香りの質という点に視点を置けば、香りの薄いオーストラリアを濃縮したのはまた違った味があるというのはあるかもしれない。
製法次第とは思うけど、基本的にはインド産が上質というお店の人の話は正しそう。
あと安い白檀モノはアミリスそのものだったり、アミリス混ぜ物だったりするのだろう。100均の白檀お香とか絶対高騰してるインド白檀とか使ってないわな…
精油の世界なんかも、原価高騰でどんどんオーストラリア白檀に原料変更が起こってるようだし、本物の上質インド白檀を嗅ぐ機会はどんどん減ってる感じです。
「インドの最高品質の白檀を使ってるのでこれはお薦め」とのこと。
んで、インドネシア産は質が落ちるらしい。
これって別の植物(学名で言うところの)って話なのかな?
白檀と言っても、ビャクダン科、ビャクダン属とあるので、いろいろあるのだろうか?
通常ビャクダンというのは学名で言うとSantalum albumという植物であるらしい。
他にどんなのがあるのかと調べると
オーストラリア白檀(Santalum spicatum)という近縁種が出てきた。
インド白檀の高騰で注目されているらしいが、香りで劣ると言われている。
しかしインド産とまた違った香りでイイと謳う精油販売サイトなどもあるようだ。
商売なので、質の低いのを単に「それも味」と言ってる可能性もありそのまま真に受けるわけにもいかないが、まあそういうのもあるらしいということで覚えておこうと思う。
機会があったら香り比べをしてみたい。
Santalum austrocaledonicumという記述も散見したけど、学名としてどっちが正しいのか、また別種なのかはよく分からなかった。
あと西インド諸島産白檀(?)というのも。
アミリス(Amyris balsamifera)という植物は、白檀と全く無縁の植物だが、香りが似ていて、高価な白檀の代替品として使われるそうな。
西インド諸島に産する。(西インド諸島つっても、大航海時代の欧米人が新大陸をインドと勘違いして付けた名で、アメリカ大陸の西、カリブ海の島々。ハイチとかそのへんのことです)
なんか「西インド産白檀」と誤解を生む表現や、「原産:西インド」という呼称などが散見されるが、誤解を生むので
「アミリス」もしくは、代替白檀ということを言いたいのなら、「アメリカ白檀」とか「カリブ白檀」とか言ったほうがいいと思った…
ピュアにインドのパキスタン寄りの西地方で産出と思ってる人居そうだった。
同じく別種の植物でアフリカ白檀というものもあるらしいが、これは別記事で書く。
その他調べて出てきた白檀属。
フィジーの白檀(Santalum yasi)というのもあるらしい。
ハワイの白檀(Santalum freycinetianum、 Santalum ellipticum、Santalum paniculatum)も出てきた。
3種も出てきたけど、かつてハワイは白檀がよく輸出されてたらしい。
ハワイアンサンダルウッドで調べるといろいろ出てくるかも。
ポリネシアンサンダルウッド(Santalum marchionense)も。芳香をいろいろポリネシアの住民が生活に使ってきたそうなのでやはり芳香が強いのだろう。
で、結局インドネシアの白檀はよくわからんね。けど、インドから太平洋、オーストラリアまで広く分布する植物のようなので
インド原産のSantalum albumが植栽されたというよりは、インドネシアあたりの原産種がありそうに思うので、恐らく亜種レベルか別種かは分からないが、インドネシアの特徴を持った白檀があるのではないかと思うので、香りが違うというのもありそう。
また半寄生植物なので、宿主になる木や土壌によって香りも変わってきそうだし、地方ごとの香りはやはり違うだろう。
気になる香りの差だが、フィジーやハワイの白檀は香りが少なく、やはりインドの白檀が最も芳香が強いようだ。
普通に考えると、ユーラシア西グループが香りを出す能力が高く、東に行くにつれその能力が低いという分布をしているので、
やはりオーストラリアのものは落ちるのでは?と思われるが、薄い香りも抽出して濃くすれば同じだし、
強さでなく、香りの質という点に視点を置けば、香りの薄いオーストラリアを濃縮したのはまた違った味があるというのはあるかもしれない。
製法次第とは思うけど、基本的にはインド産が上質というお店の人の話は正しそう。
あと安い白檀モノはアミリスそのものだったり、アミリス混ぜ物だったりするのだろう。100均の白檀お香とか絶対高騰してるインド白檀とか使ってないわな…
精油の世界なんかも、原価高騰でどんどんオーストラリア白檀に原料変更が起こってるようだし、本物の上質インド白檀を嗅ぐ機会はどんどん減ってる感じです。
2008 05/16 11:59
Category : お香(Incense)
普通に近場のお香屋のつもりで利用していた阿倍野近鉄のESTEBANだが、東京と日本に2つしかないEstebanJapan直営の大阪店であることを知った。
直営店と公式Web通販限定商品があるのは知ってて、そういうのを下調べして1つ買ったのだけど、それ以外についでに買った品が今回の「Maté verde」。
普通にいろんなお香屋で売ってるエステバンのありふれたお香のつもりだったのですが、なんとフランス本家版で日本では本来売ってない商品だった。
本家版は公式Webでも売っていず、ほんとに直営店に出向かないと入手できない商品らしい。
そんなものがあるとは知らずに買って、帰ってお香焚きながら詳しく調べようと公式開いて商品がリストに無くてはじめて気付いた。
正直なんの香りか分からず買った。緑系のこと書いてあったので、勝手にグラス(草)系のさわやかなのかと思ってました。
商品名の「Maté verde」は機械翻訳にかけたらワケが分からなくなった。
しかし気になったのでいろいろ調べまくった結果、これはフランス語でも英語でも無いことが判明。
まずverdeはポルトガル語で緑色のこと。Matéはマテ。マテ茶のマテ。
つまり「マテの緑」という意味。
この商品はアマゾンの緑をイメージなので、ブラジルだからポルトガル語なわけだ。
言葉の意味が分からなかったので、グリーンの草系とは説明読んで知ってたけど、別にグラス(草)系のありがちな草原臭でもないしなあ~。わりとまろやかな優しい香りだよな、と思ってました。
しかしアマゾンと思うと、うっそうと茂った森林のような感がしてくるから不思議だ。言葉のイメージって凄いね。
アマゾンに行ったことが無いから分からないけど、生い茂った森林の中に行った時そんな匂いするなとは思った。
別に熱帯雨林でなく、日本の山奥行った時とかに。
森林浴っぽい感じで癒しの香りという感じが俺はしました。
アマゾン→野生→激しい香り、みたいな印象とは全く違って、優しい森林のイメージ。
香料を見てみよう。
lead: green galbanum, cruhed leafs
heart: rose,wild orchid, cyclamen
base: patchouli, maté, vetyver
グリーンガルバナムがまずある。これがウッディな感じのメインかな?
あとシクラメンだの野性ランだのがあり、森林の日陰で咲くランとかの香りを入れてリアルな森林を表現しているのだと思う。
ヨーロッパの森ってどんなのか知らないけど、日本の森もじめじめしてランとか咲いてるよね。
だからなんだかそんな雰囲気を感じたのかな。
アマゾンとかブラジルとかは正直よくわからない。マテ茶の香りもよくわからない。
しかし優しい森林浴系の香りで、安らぎが欲しいときに悪くないと思います。
直営店と公式Web通販限定商品があるのは知ってて、そういうのを下調べして1つ買ったのだけど、それ以外についでに買った品が今回の「Maté verde」。
普通にいろんなお香屋で売ってるエステバンのありふれたお香のつもりだったのですが、なんとフランス本家版で日本では本来売ってない商品だった。
本家版は公式Webでも売っていず、ほんとに直営店に出向かないと入手できない商品らしい。
そんなものがあるとは知らずに買って、帰ってお香焚きながら詳しく調べようと公式開いて商品がリストに無くてはじめて気付いた。
正直なんの香りか分からず買った。緑系のこと書いてあったので、勝手にグラス(草)系のさわやかなのかと思ってました。
商品名の「Maté verde」は機械翻訳にかけたらワケが分からなくなった。
しかし気になったのでいろいろ調べまくった結果、これはフランス語でも英語でも無いことが判明。
まずverdeはポルトガル語で緑色のこと。Matéはマテ。マテ茶のマテ。
つまり「マテの緑」という意味。
この商品はアマゾンの緑をイメージなので、ブラジルだからポルトガル語なわけだ。
言葉の意味が分からなかったので、グリーンの草系とは説明読んで知ってたけど、別にグラス(草)系のありがちな草原臭でもないしなあ~。わりとまろやかな優しい香りだよな、と思ってました。
しかしアマゾンと思うと、うっそうと茂った森林のような感がしてくるから不思議だ。言葉のイメージって凄いね。
アマゾンに行ったことが無いから分からないけど、生い茂った森林の中に行った時そんな匂いするなとは思った。
別に熱帯雨林でなく、日本の山奥行った時とかに。
森林浴っぽい感じで癒しの香りという感じが俺はしました。
アマゾン→野生→激しい香り、みたいな印象とは全く違って、優しい森林のイメージ。
香料を見てみよう。
lead: green galbanum, cruhed leafs
heart: rose,wild orchid, cyclamen
base: patchouli, maté, vetyver
グリーンガルバナムがまずある。これがウッディな感じのメインかな?
あとシクラメンだの野性ランだのがあり、森林の日陰で咲くランとかの香りを入れてリアルな森林を表現しているのだと思う。
ヨーロッパの森ってどんなのか知らないけど、日本の森もじめじめしてランとか咲いてるよね。
だからなんだかそんな雰囲気を感じたのかな。
アマゾンとかブラジルとかは正直よくわからない。マテ茶の香りもよくわからない。
しかし優しい森林浴系の香りで、安らぎが欲しいときに悪くないと思います。
2008 05/16 11:02
Category : 店情報
阿倍野の近鉄百貨店に入っているエステバンが直営店の大阪店らしい。近いので立ち寄ってみました。
公式サイトによれば、直営店でしか置いていない品目があるそうで、直営店or公式通販のお香がいくつか挙げられている。
そんなわけで近場にあるのは素晴らしいなあと思いました。
パソコン画面経由じゃ香り分からないじゃないですか。店頭でいろいろかいでみて決めれることはフレグランス関係に関しては非常に重要だと思います。
そんなわけで、直営店のみのものがあることは公式サイトで知っていたのですが、いくつかお香を買ってみて、家で再度公式を見て驚くべきことに気付きました。
買ったお香が商品リストに無い!
どういうこと?廃盤の品?など悩みましたが、やっと分かりました。
フランス版にしかない香りの品も置いている。
本家フランスサイトを見たら該当商品がありました。
おおーこれは凄いのでは?
個人輸入とかすると高いものですが、それをせずとも直営店に行けばそういったものを普通に買えちゃうわけです。
しかもフランス版に関しては公式のWeb通販でも買えないわけで、凄い貴重じゃないか。
しかもEstebanJapan直営店って東京銀座と、この近鉄の大阪店だけだ。
まあOther直営店ってのがあるようで(香ギャラリーという名で)、これは名古屋、芦屋、広島、盛岡にある。
Japan直営店との差異は謎。単に資本関係とかで別組織なだけで一応直営ということだから品揃えは変わらんのかな?よーわからん。
とりあえずJapan直営店に行けば一番揃ってるだろうことは間違いない。
ちっちゃい店なんだけど、実はお香マニアにとって実に魅力的なとこであることを今更知った。みんなも行くといい。
潰れたり移転されると俺が不便なので、みんな買いに行こう!笑
まだ日本未紹介の2008年新作とかもあったよ。
ESTEBAN
http://www.esteban.co.jp/
公式サイトによれば、直営店でしか置いていない品目があるそうで、直営店or公式通販のお香がいくつか挙げられている。
そんなわけで近場にあるのは素晴らしいなあと思いました。
パソコン画面経由じゃ香り分からないじゃないですか。店頭でいろいろかいでみて決めれることはフレグランス関係に関しては非常に重要だと思います。
そんなわけで、直営店のみのものがあることは公式サイトで知っていたのですが、いくつかお香を買ってみて、家で再度公式を見て驚くべきことに気付きました。
買ったお香が商品リストに無い!
どういうこと?廃盤の品?など悩みましたが、やっと分かりました。
フランス版にしかない香りの品も置いている。
本家フランスサイトを見たら該当商品がありました。
おおーこれは凄いのでは?
個人輸入とかすると高いものですが、それをせずとも直営店に行けばそういったものを普通に買えちゃうわけです。
しかもフランス版に関しては公式のWeb通販でも買えないわけで、凄い貴重じゃないか。
しかもEstebanJapan直営店って東京銀座と、この近鉄の大阪店だけだ。
まあOther直営店ってのがあるようで(香ギャラリーという名で)、これは名古屋、芦屋、広島、盛岡にある。
Japan直営店との差異は謎。単に資本関係とかで別組織なだけで一応直営ということだから品揃えは変わらんのかな?よーわからん。
とりあえずJapan直営店に行けば一番揃ってるだろうことは間違いない。
ちっちゃい店なんだけど、実はお香マニアにとって実に魅力的なとこであることを今更知った。みんなも行くといい。
潰れたり移転されると俺が不便なので、みんな買いに行こう!笑
まだ日本未紹介の2008年新作とかもあったよ。
ESTEBAN
http://www.esteban.co.jp/
2008 05/15 18:35
Category : お香(Incense)
日本香堂、かゆらぎシリーズの石榴を買ってみました。
うちの庭には石榴の相当な大木がありまして、毎年死ぬほどザクロが取れる家庭で育ちました。
取れるつっても種が食いにくいし酸っぱいし、取らないが。
せいぜい2個くらい収穫したらいいほう。採らない年も多い。飽き飽きだ。
店屋で馬鹿高いザクロを見るとビックリです。多いときなら普通に50個とかそれ以上とかなってます。
そんなわけで親しみのある石榴を買ってみたのだけど、そもそも石榴に匂いなんてあるか?無いよね…
というわけで別に石榴の匂いではない。あくまで石榴のイメージってことだろう。
わりとスパイシーさを入れている。それで石榴の酸味を表現しようとしてるのだと思う。
石榴は忘れて、スパイシー系が入った和線香と捉えると、毎日は飽きるが、たまに使うにはいい感じかもしれない。
スパイシーといってもさわやかスパイシーみたいな、濃厚でない軽い感じのスパイス感で仕上げられているので、
麝香ムンムンの濃厚スパイシー和線香は濃すぎてちょっと…と、でもスパイシーな感じ自体は好き、けど和風なのがいいねん!…というわがままさんはたぶんOKだと思う。
香水系っつーのかな、花っぽい香りもちょい入ってるけど(たぶん真っ赤な色のイメージ?)、ちょっと人工的で香水系あまり好きじゃないことが多い俺は余計に思った。
しかしこれは俺の趣味なので、花の香りとか香水チックなの入ったほうが好きって女子は多いと思うので、それでいいのかも。
うちの庭には石榴の相当な大木がありまして、毎年死ぬほどザクロが取れる家庭で育ちました。
取れるつっても種が食いにくいし酸っぱいし、取らないが。
せいぜい2個くらい収穫したらいいほう。採らない年も多い。飽き飽きだ。
店屋で馬鹿高いザクロを見るとビックリです。多いときなら普通に50個とかそれ以上とかなってます。
そんなわけで親しみのある石榴を買ってみたのだけど、そもそも石榴に匂いなんてあるか?無いよね…
というわけで別に石榴の匂いではない。あくまで石榴のイメージってことだろう。
わりとスパイシーさを入れている。それで石榴の酸味を表現しようとしてるのだと思う。
石榴は忘れて、スパイシー系が入った和線香と捉えると、毎日は飽きるが、たまに使うにはいい感じかもしれない。
スパイシーといってもさわやかスパイシーみたいな、濃厚でない軽い感じのスパイス感で仕上げられているので、
麝香ムンムンの濃厚スパイシー和線香は濃すぎてちょっと…と、でもスパイシーな感じ自体は好き、けど和風なのがいいねん!…というわがままさんはたぶんOKだと思う。
香水系っつーのかな、花っぽい香りもちょい入ってるけど(たぶん真っ赤な色のイメージ?)、ちょっと人工的で香水系あまり好きじゃないことが多い俺は余計に思った。
しかしこれは俺の趣味なので、花の香りとか香水チックなの入ったほうが好きって女子は多いと思うので、それでいいのかも。
2008 05/12 23:50
Category : お香(Incense)
2008 05/12 16:25
Category : その他雑記
急にお香にハマりだしたので、日々焚いたお香とかフレグランス関係を記録していこかなーとか思います。
香水とかも全くやらない男なんですが、なぜかお香、インセンスに急に凝りだしてます。
今のところ日本のお香が中心ですが、凝り性な性格なのでその範疇で収まりそうにない今日この頃です。
あくまで初心者で、どういった原料系の香りが好みとかも自分で把握しきれていず、とりあえずかたっぱしから匂え!といった状況です。
お薦めとかあったら教えてくれるとありがたいです。
あと、お香を取り巻く文化面にも興味があり、自分がやることはないと思いつつも香道の本読んだりしてます。
香道関係のグッズとかは雰囲気あっていいって意味での興味というか…
香炉もカッチョイイの欲しいなあと常々思っている今日この頃です。
香水とかも全くやらない男なんですが、なぜかお香、インセンスに急に凝りだしてます。
今のところ日本のお香が中心ですが、凝り性な性格なのでその範疇で収まりそうにない今日この頃です。
あくまで初心者で、どういった原料系の香りが好みとかも自分で把握しきれていず、とりあえずかたっぱしから匂え!といった状況です。
お薦めとかあったら教えてくれるとありがたいです。
あと、お香を取り巻く文化面にも興味があり、自分がやることはないと思いつつも香道の本読んだりしてます。
香道関係のグッズとかは雰囲気あっていいって意味での興味というか…
香炉もカッチョイイの欲しいなあと常々思っている今日この頃です。