さよなら赤い4駆
昨日は、十二万キロ走った赤の4駆の車とお別れの、
ドライブだった。

この車は・・
太郎と旅行に行く時は、太郎の寝場所だった。

今は、もういない・
思い出の車とも、
新車に変えるので、さよならなのだ。

主人が、富岡製糸工場跡地をみたいと言うので、
出かけた。

明治の初めに試行錯誤で作られたレンガ造りの広大な
製糸工場は、その当時では、近代的な建物だったろう。
私が思っていたのは、女工哀史や、野麦峠の感があったのだが・
ここ、富岡工場は、氏族の娘たちの職場だったのだ。

時間も8時間労働と決められていて、
働きやすい場所になっていたそうだ。

政府に外国人指導者として、フランス人のブリューナが、
雇われたことが、そういう結果をもたらしたのだろう。

ここ富岡が選ばれた理由は、
広い土地があったこと・水(鏑川)がきれいだったこと・桑畑があり、良質の繭がとれたことだったそうだ。

太郎がいた時は、
入れなかったサフアリ・パークにも遊んだ。

車で乗り入れると、
すぐ目の前にキリンが歩いていた。
カバは、
なんだかゆったりとしているし、
水牛の大きな角はびっくりした。
シマウマの縞もきれいだったし、
小動物のロバや、羊は、触ってもいい子にしていて可愛い♪

さすがに・熊はちょっと怖いと思ったけれど、
結構愛くるしい。

なんといっても、お気に入りは、ホワイトタイガー。
太い足がなんとも言えない♪
いくら見ていても飽きなかった。
ライオンも放し飼いにしてあるのは、迫力があった。

檻の中のライオンは、私たちを見て?
何度も吼えていた。

狼も優しい目をして、じっとこちらを見ていた。
仕舞いには、私たちの前でごろりと横になって安心したように、寝たのが感動的だった。

太郎を思い出したよ♪

自然博物館にも行った。
大きな恐竜模型や、自然の森に咲く春の花は、
本物みたいに良くできていた。

充分楽しんで、温泉に入って夜遅く帰宅。

雪が舞っていた。