2008年08月の記事


玉虫の飛ぶ形
藤棚の在る沈下橋まできた。
川は澄んで、小魚が泳ぐのが見える。

川原に白いクサギの花が揺れ、
大きな桑の木に玉虫が何度もやってくる。
七色の虹のようなメタリックな羽を、
久しぶりに見た。

やっと流木に止まったので、そっと近づいて写真を撮る。
羽を広げて飛ぶ瞬間に、間に合った。

  玉虫の虹二つ分け飛ぶ形  れんげ

主人が釣りをしだしたので、河原に降りて石の下の川虫を探しに行ったが、
巣はあっても、川虫はいなかった。
どれも・・飛び立った後だったのだろうか?

主人が、練り餌を作って釣りをしている間、
私はお散歩。

川辺の草に飛ぶ糸蜻蛉はなかなかで、
カメラをかまえると逃げる。

沈下橋を渡って、葛の花を見つけに行く。
秋号の同人誌の
「花の歳時記」に使うつもりだったから・・。

川には赤紫の花びらが流れて、一面の葛が原なのに・・花が見つからない。

笹薮にやっと絡まって咲いている葛の花を見つけた。
絡まった蔓を手繰り寄せて、
ようやく画像に納める事ができた。

葛の葉裏は、白くてよく恨みの象徴のように文学では使われるが・・
それほど白い裏葉だとも私は思わないし
大好きな葛の花を恨みの歌にして欲しくないと、
個人的には思っている。

斜面に、萩の花を立たせてたようなコマツナギの可憐な花も見つけた。

白いボタンズルの花と、ピンクのガガイモの花が咲いている。

薄暗い杉木立に入り込んだら、
ひっそりと橙色のキツネノカミソリが咲いていた。

持参の水筒の麦茶が美味しかった。
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里の河原
カナムグラが群れ這う砂地にシートを敷いて
太郎に川の流れが見えるように寝かせる。

里の川は、いつものように穏やかに流れ、
川面をカワセミが飛んで行った。

水は、少しぬるかったが湧き水のあたりは、
冷たくて気持がいい。

砂を掘って石を積んで囲んでやると、
沢蟹が現れた。

川虫も、小さなアメンボウもやってきた。

榎の青い実の下で、お弁当にする。

コンビニで買った「冷やし中華」だが、
それでも河原で食べれば美味しい。

林の中に遭いたかったキツネノカミソリを発見!
しかし・・
そこは、「まむし注意」の立看板がある。
近くまでは、行けなかった。

きっと・・
あの土手の斜面で見つかるだろう・
とたかをくくっていたが・・
今年は草刈されて橙色のキツネノカミソリの花は、
見つからなかった。

糸蜻蛉が優雅に近距離を保って飛び交う。

川の中には、たくさんの小魚が泳ぐ。

ビーチサンダルに履き替えて、
川の中を歩くと、
小魚が足の間にたくさん寄ってくるのが見える。
透き通った小さな海老もいる。

太郎が暑がるので、
湧き水にタオルを冷やして何度も体を拭いて
冷やしてやるが、なんだか機嫌が悪そうだ。

向こう岸に渡って、
裸足になると、
石は熱くて焼肉になりそうなくらいだ。

雑木に葛の葉が絡みついて木を蔽っている。
風が吹くと少し白い葉裏が見える。

白い鷺が川面に降りた。
木々の緑の上から、たちまち入道雲がわいてきた。

素直に♪
  白鷺の降りて湧き立つ雲の峰   れんげ
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☆ここまで~♪
今朝は用事があって、
できなかったけれど、
朝のお散歩は気持がいい。

太郎とよく歩いた道を行く。

すっかり
風景が変わっていたりする。
でも、どの家の庭に何の花が咲くのかは、
なんとなく憶えていたので、
ムベの実がなっているかを確かめに行ったり、
数珠玉草が、まだ残っているかを見に出かけたりした。
気になっていた、茗荷の花も咲いていた♪

帰宅してから、朝風呂に入る。
それが気持がいい。

腰痛の為にも、
又お散歩を始めようと思う。

今朝は、青山まででかけた。

次号の「花便り」は、葛の花に決めた。
(以前に撮ったものがあるから、それを使う。)

ただたんに、芝不器男の句が好きだから~♪

 あなたなる夜雨の葛のあなたかな

「会便り」も、6月、7月の分は、
もう作ってフアイルに入れておいた。
あとは、8月の分を追加すればいいだけにしておく。

これで、自分の原稿を書くだけでいい~(^^)v

ここまでやっておけば、気が楽です♪
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