家の中
*
   最近でこそ、かなり制限されるようになってたけど
   以前は二階を含め、ニ、三ヶ所を除いてかなり自由に
   家の中を行き来していたななちゃん

   あちこちにななちゃんの使っていた形跡が残る家の中..

   季節によって寝る場所が違ったり、昼間居る場所も
   夏は涼しい廊下、冬はストーブの前とか..

   あ、押入れの中でも良く寝てた^^

   あと、吐いた後とかね^^;

   具合が悪くなった今は ほとんどの時間を茶の間のテレビの横の
   レンジを置いてある台の棚の所で寝てる

   兄貴がいた頃はそこに色々な物を置いて使ってたんだけど
   兄貴がいなくなってから綺麗に片付けてマットを敷き
   ななちゃんの寝床にしたの

   そこにいてくれるとパソをしながらも、私が食事をしながらも
   目が行き届くしね

   お天気の良い昼間は二階の兄貴の部屋だったところに
   タオルを敷いたダンボールを置くとそこに入ってる
   これ、結構気に入ってるみたい^^

   いつか分からないけど、どこを覗いてもその形跡だけで
   肝心のななちゃんの姿がどこにも無い

   あぁ、身震いするほど嫌だ
*

編集 yuma : 人間はなんとかなるさ。娘もそう言ってます。
編集 えむ : ま、誰もいなけりゃ火葬場のオジサンが拾ってくれるよね^^
編集 えむ : それより、お骨は誰が拾ってくれるんだろう? って、いつも思う
編集 えむ : 私の最期は誰が看取ってくれるんだろ?
編集 yuma : ななちゃんが幸せってことね
編集 yuma : でもさ・・・ななちゃん置いて先に逝くのはもっと辛いかもよ。ちゃんと見送ってくれる人がいるって幸せだと思う。
編集 yuma : お兄さんの部屋が一番お気に入りかな。
編集 yuma : うちは2階も行けなくなってもう1か所しかないけど・・・
編集 yuma : 居場所って何か所かあるね。