妻の気持ちに感謝
家に帰ると焦げ臭い匂いがして
お鍋がまっ黒くろけになっていた。

妻が私の好物のおでんを作ろうとして火をつけたまま忘れてしまったようだ。

もちろん、妻の気持ちに感謝こそすれ
せめたりなどは一切しない。

が・・・本人が度重なるおなじような失敗を残念に思い
疲れてしまっているようす。

ふとんを敷いて妻のお気に入りのゆたんぽに熱いお湯をいれて
「お疲れさまでした。」と声をかけると
さっそく寝床に入って、眠ってしまった。

ほんに、おつかれさまでした。


photo by samuasura from OCNフォトフレンド