samuasura's diary

「何か食べさして」と妻が言った。

まだまだくたばるわけにはいかない。

気がつくと
いつの間にか１２時をまわっていた。

妻が居るリビングへいくと
妻がソファーに身体を横たえていた。

となりの和室に寝床を敷き

「眠くなったら、ふとんで寝いやあ～。」と声をかける。

遅くなってゴメンね。

「夜と朝のあいだに　ひとりのわたし」

そんな歌が思い出される。

あしたに向かって　半歩前進。

「親にしかできない就職サポート」
～親は我が子の就職活動にどう関わるべきか～

そんな内容の父母向けの講義を
息子が通っている学校で受けてきた。

講義が終わってアンケートに記入するとき
息子が何学課なのか知らないことに気がついた。

なんとなさけない父親であることか。


右横をみると
ひとりのお母さんがテレビ取材人のインタビューを受けていた。

この講義の模様は
日曜日、朝10時からの
「サンデー・フロントライン」という番組で
放映されるらしい。

会社から帰宅すると家の照明がすべて消えていてまっくらけ。

どこかへ出かけているのかな？

誰も居ない家の中に入って照明をつけて
窓のカーテンを閉めていく。

テーブルの角を曲がったところで何かにつまづきそうになった。

机の傍、絨毯の上に妻が倒れている。

「おい、大丈夫か？　生きてるか？」

声をかけながら、そっと妻の腰をゆすってみる。

動かない。

「生きてるか？」

もういちど腰をゆすってみた。

「うーん。　眠ってしもうた。」　妻のちいさな声がした。


ほっ♪(^_^)