2009年03月の記事


淡い初恋
「そんなこと言うんやったら、ええわあーっ!!」

どこかで女性の大きな声がして

夢の途中で、目がさめた。


お抱え運転手が運転する乗用車の後部席。

私の左横には、初恋の女性が座っている。

いままで一度も触れたことがない(小学校のときのフォークダンスは別にして)彼女の
手を握った。

しばらくその状態でいさせてくれた彼女の口が開く。

「お子様は?」

「いま○○才です。」と、私。

私の手をそっとふりほどき

「私の父は、厳しいのよ。」と彼女。


とある地方都市の議員であった彼女の父のお抱え運転手が聞き耳を立てているように感じた。


「好きだ!」と一言も言えなかった私。

私に恋されていたとは知らずに彼女は

どこか私の知らない土地で、しあわせに暮らしているのだろうな。

そうであってほしい。
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とあるスーパーマーケットで
今日は駐車場が混んでいたので
屋上の駐車場に車を止めた。

いつもは妻の傍について一緒に移動するのだが
疲れていたこともあり私だけ車の中でしばらく休憩することにした。

いつもエレベーターを使用していた妻が
今日は階段を下っていった。

そして階段の途中で転んでしまった・・・・。

何年か前の笹山の旅館で同じ失敗をしたことが思い返される。


転んだ妻に、親切にして下さった
若いご夫婦と年配の女性のかた

ありがとうございました。m(__)m
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夜の生活
毎月10日前後は情緒不安定。

眠れぬ夜は長い。

朝も夜もない妻は
MDに録音した詩吟を
壊れたヘッドホーンで聴いている。

私が使っているヘッドホーンを
プレゼントしたら
「ええわあ~♪ ええわあ~♪」
と言いつつ詩吟を聴きながら
自分でも歌いだした。

妻が喜ぶのをみると
私の心も安らいでくる。

コーヒー飲んで寝るとしよう。
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刹那
園児を送り出すように、妻を送り出し

こどもたちのご飯を炊いてお洗濯

いつもと変わらぬ

しあわせな日曜日


誰もいつかは命尽きる運命

生死にかかわらず
いつかはすべてのひとや世界と
お別れする日がやってくる。

すべてが愛しく
もの悲しく
しあわせな

いまこの刹那
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