魚拓・2/6
大雪のメカニズム

大陸からの寒気が日本海にそそぐ手前の山で二つに分断され
日本海で再びぶつかり合うことで生じる線状降水帯。
夏は一週間のうち八日は傘が必要と言われる富山県が
そして冬にはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれ
毎年山形・新潟・富山が豪雪地帯に・・・。
特に秋山郷の栄村や、津南あたりは凄いらしいですね。
今回は日本アルプスの南をかすめて岐阜から名古屋にかけて
また滋賀県・琵琶湖の米原から・鳥取県の大山に、など
二つに分かれて交通障害を起こす大雪になったようです。

北海道札幌市もここ一日で歴代の降雪記録を更新しました。
これは石狩湾から陸地に注ぐ風に、陸地から海へ吹く風が合流した事により
反時計方向に渦巻いて、石狩平野から空知地方に流れたためです。
見かけ上、小さな寒冷渦が石狩湾上に出来た珍しい現象です。
道路やJRの除雪も追いつかず、ましてや生活道路は完全麻痺しました。
★ 今後は・・・気象予報士解説(2022年2月7日) ★
https://youtu.be/suJOvp1_OrA