落ち葉に埋もれる
桜通りを車で行くと、紅葉がとても綺麗に見えました。
いつも自転車で下から眺めていたけれど、
又風情が違って見えるから不思議です。
ここ暫しの冷え込みで、公孫樹の黄葉も見ごたえがあります。

午後に仕事を完了したので、
久しぶりに太郎を車に乗せて、行ける所まででかけようと言うことになった。

太郎は病んでからは、車を暫く走らせると吼えるようになった。
灘めすかしながら、途中のサービスエリアで休憩させる。
シートとシーツと毛布を持って、エリア内の芝生に寝かせて休ませる。

ユリノキの茶色の葉の変化も楽しむ。
風は少し冷たく吹いてくるけれど、私と太郎の頭上に、かそこそと音をたて舞って来る。

大きな欅の下、
太郎と私は落ち葉に埋もれそうだ。

以前よく来ていた川の傍の広場についた頃はもう薄暗くなっていた。
後部座席を開いて、景色がよく見えるような位置に太郎を移動してやる。

枯れて乾燥した芒の群れが、太郎に見えるだろう。
懐かしい匂いをかいでいるのだろうか?

目は遙を凝視しているようだ。

主人と交代で、周りを散策。
真っ赤なカラスウリを薄原で見つけた。
たぶん・・コマユミの花、橙色の種が覗いていた。

川の向こうに高速の車のライトが流れていくのが見える。

見上げれば、胡桃の木はすっかり葉を落として、裸木になっていた。

太郎に食事を与えてから温泉に入る。