墓参り
お彼岸が終わった3月27日土曜日

誰も居ないお墓

分骨して持って帰ってきた僅かばかりの兄の骨を

両親の眠る墓に埋葬してきた。

墓にはすでに兄の名前も彫られている。

ありったけの線香を供えたが

強い風にあおられ炎となり

あれよあれよと思う間に燃え尽きてしまった。