くしゃみしてもヒトリ
寒いんだか暖かいんだか…
冬と春の切り替えが上手く進まない変な陽気。
今までならゴールデンウイークにも成れば初夏と変わらない陽射しを感じたのに、未だにストーブを点けたり消したり。
とは言え夏の準備をしなければ。

クーラーを掃除するためには、まずその前に山に成った荷物を片付けないと。と始めた整理整頓。
アマゾンで買った本とDVDの山。40本程のDVDと100冊程の本を棚に並べ、読まなくなった雑誌の山を処分。
それでもまだ40本以上のDVDと100冊程の本が残り、置き場所なく積んである。参った。
ニッセンで買った初夏物の服もほったらかし。箪笥にしまうより、箱詰めのまま積み上げた方が場所取りしなくて助かるんだが…そのままじゃ本末転倒気味だ。
まぁいい、ゆっくり片付けよう…夏が本格化する前には…

雑誌を処分してると、自分の生活がだいぶ変った事に気付かされる。
以前は毎月、パソコンとオタク系の雑誌を買って情報を仕入れていたのに。
今ではそういった情報はネットで手に入れるように成ってる。
情報の密度は薄くなるものの、無料で好きな時に情報が参照できる事に慣れてしまった。
密度の濃い情報には料金を払わないと触れられない事が多いのだけれど、軽くて早い無料情報を追い掛けてる。それがネットの利点ではあるけれど。
そして、浮いたお金でネット通販…溜まる荷物…んーいいのかなこれで…

少しでも荷物を整理すれば、部屋が広くなる。すっきりする。
なぜかそれがサビシイ。
片付ければ、物の陰に成っていた部分に光があたる。
光が無くなれば、物が消えた分、影が濃くなる。
何も無い部屋は、昼間はまぶしいほど広いが、夜になると影が濃く、何者かが潜んでいるようで明かりを消して寝れない。
影の濃い部分に家具を置き、荷物を並べ、やがてそこが家と感じられるようになる。そんなイメージだろうか。

埃を吸ってくしゃみをしても、誰の返事も無い事がサビシサを助長する。あんにゅいな春。