2006年06月の記事


嘘吐き
しまった。二週間もほったらかしにしてた。
忘れてた訳じゃないんだけど…
最近いいニュースないなぁ~拉致も結局韓国人にいいように利用されただけだし。独島は我国のものだ、なんて宣伝に使われた日にゃ…どっちが拉致を政治に利用してるんだか…
なんかこうワールドベースボールみたいに気持ちの弾けるニュースないかな~…
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絶対なるもの
いまさらながら、ダビンチコードを読んでみました。映画はまだ観てませんが。
天邪鬼な性格で、その時の流行の小説って云うのはほとんど読まない私ですが、文庫版上中下をひと晩で読破。ちょっと活字に飢えていたのかも知れません。

内容に触れる前に。相変わらず角川文庫は活字がデカイです。
早川や新潮を読みなれてる私には、詐欺っぽく見えてしまいます。
早川でダビンチを文庫化したら800円で1冊に納まるのではないでしょうか…
その昔、あかほりさとる等の200ページも無い、2時間で読めるような書下ろしが500円以上で売っている角川が拝金主義に見えて大っ嫌いだったのを思い出しました。
読書離れが叫ばれる昨今では、読みやすくて、読者層を広く取れると思える気もしますが…

さて、肝心の中身ですが。
事件が、ほぼ一晩の出来事に集約されているのにビックリ。
普通の推理ミステリー小説に慣れている私には、かなりハイスピードの展開で、あれよあれよという間に謎が明かされて行きます。かなり映画向きのシナリオ、と言うかハリウッドスタイルに影響を強く受けた小説と言うべきかも。
その展開の速さのせいで、人物に深みが無い。
映画の批評で、登場人物に深みが無い、薄っぺらいって言われてたけど、原作にも無いんだから仕方ないです。
ステレオタイプなありきたりの人物像に、ありきたりのロマンス。その間にはさまれる、観光ガイド的なウンチク。
これは、連続観光地殺人事件のワールドワイド版なのかも。
実際、トリックや謎解きも難解ではなく。情景描写をきちんと読んでいれば解ける種類のものだし、誰が黒幕なのかも、小説を読み慣れていればすぐに解ってしまうし。
読者層、購買層をかなり広く設定して書いてるウンチク小説だと思いました。
だからと言ってつまんない訳ではありません。
そのスピード感に圧倒されて、あっという間に読んでしまいましたから。でも…あとに残らないのも確かです。
そう云う意味では現代的な小説でした。
人物像にあまり深い書込みが無く、文化的ウンチクと独自の解釈で謎解きをするタイプの小説が、森博嗣と言う日本の理系ミステリ小説家を思い起させました。

宗教的な側面については、特に問題が在るとは思えませんでした。私が日本人だから?
各地で発禁やら上映禁止やら、キリスト教を侮辱しているとの事ですが、私の感想では普通のフィクション小説にしか読めませんでしたが。
それに、キリスト教が、他宗教の神を悪魔化したり、魔女狩りや宗教裁判で恐ろしい拷問をしたり、十字軍が神の名の下に異教徒の腹を割き、赤子を串刺しにした等の話は誰でも耳にした事があると思うのですが。
聖なる乙女ジャンヌダルクが、磔で火あぶりされ、どんな辱めを受けたのかは有名ですし、映画にもなってますよね。
宗教にも負の面が在るのは確かだと思うし…
フィクションであるダビンチコードだけ何故こんなに攻撃されるのか…神が子孫を残したって云うのがよほど気に入らないのでしょうね。
私には、ソニー製品を不買運動しようとか言う盲目さの方がとても怖いですけど。

絶対なるものを信じる人達にとって、その価値観を変えようとするものは敵でしかないと断じてしまうのが怖い。
宗教でも国でも地域でも会社でも家族でも恋人でも、「絶対」と思った時点で考える事も感じる事も止めてしまう人達が居る事がとても虚しいと感じます…

読書感想文から離れてしまったかも知れません。
ダビンチがそこそこ面白かったので、シリーズ物の近刊「天使と悪魔」も注文して読みました。これも一晩で読破。
やはりほぼ一晩の物語で、スピード感バッチリです。
作品の完成度としては、こちらの方が高い気がします。ハラハラドキドキ感が最後まで持続する感じで。
これらの小説を読んだ後で、ナショナルトレジャーやトゥームレイダーのDVDを観たくなりました。

さてさて話が取りとめも無くなってきた気が。
ここ数日夏風邪で喉が痛くて、風邪薬を発泡酒で流し込んだりしてるせいで、頭が腐ってきてるのかも知れません。
インフルエンザも流行っているようなので、みなさま健康にお気をつけて。心も健康に。
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ファブリーズで?
あの除菌消臭スプレーでおなじみのファブリーズで、除霊が出来る。
…という、まことしやかな噂がネットで流れているそうで…
そんなん聞いた事無かったよ。
で、検索してみたら、金縛りやら、この部屋雰囲気悪いな、と思った時にシュシュっとするとイイらしいそうで。
その噂の出所はどこかと辿ってみたら…

ココ  http://www.tecmo.co.jp/product/zero2/column4_4.htm

ホラーゲームの開発裏話日記の中での話らしい。
金縛りやら、腕を掴まれたり、変な肩こりやらが、部屋にファブリーズをシュシュっとしたら、ラクになったと云う話。
それが開発ネタなのか、自律神経失調なのか、本物の霊なのかわからないけど。
このゲーム開発日記を観た人が、自身のブログや、巨大掲示板等で噂しているうちに「ファブリーズは除霊に効く」という伝説が生まれたようです。

嘘か真か解りませんが、金縛り等に悩まされている方はシュシュっと除霊してみると、効果が有るかもしれません。
もっとも、この開発日記の続きを読むと、結局効果は無かったと締めくくられているのですが…
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