☆今日のひと日の一区切り
夕暮れ買い物に出たら、灰色の雲の先っちょが、
茜色でターナーの絵のようでした。

商店街は、X’マスソングが流れていて、
店先にツリーやリースが飾ってありました。

朝から用事がたて続けてあって、忙しかった。
閑な時間に、新しいホムペに、お友達登録をしていたので、
尚の事、ゆっくりする時間がなかった。

忙しくしているのは、私です。
器用じゃないので、せわしくやってしまうのだと思います。

公園に灯がついて、
秋の日の夕暮れは心なしさみしそうな気がします。

月は半月になって、
雲間から出たり入ったりしています。

太郎とのこの静かな憩いの時間が、やっと自分を取り戻せる。
せわしない自分を捨てて、静かに過ぎていく時が楽しめます。

ちょっとだけ、太郎を主人に頼んで、
私は、太郎とよく登った環状線の陸橋の階段を登って月を眺めます。
月が高く近く、見えるからです。

環状線のテールライトと、ヘッドライトが行きかいます。

日が落ちて、ぽっかり月は、藍色の空に浮いていました。

今日のひと日の一区切り。