ニーベリングの指輪
 今日はCS放送で映画『ニーベリングの指輪』を見た。
ワーグナーのオペラでしか知らないので、私はワーグナー嫌いだから話の筋は知らない。

 今日のは英語だったから、又、ちょっと違和感を感じたけど、『絶世の美女』ブリュンヒルデ役が、オペラ歌手なら巨大なおでぶさんと決まっているのだが、何たって『女優』だから、上背があってスラリとした整った顔の女性だったから、オペラより視覚的には遥かに良かった。

 主役のジークフリート役の俳優が、半分東洋人が入っているみたいな、ちょっと変わった顔の男性だった。

 神様の導きで出会った運命の恋人同士なのに、ジークフリートを愛する王女が、自分を愛して欲しいばかりに、前の恋を忘れて自分を愛するようになる『媚薬』を飲み物に混ぜて飲ましてブリュンヒルデを忘れさせ、さらに王女の兄=国王がブリュンヒルデと結婚したいばかりに、剣豪であるブリュンヒルデ(スェーデン辺りの女王)の結婚の条件が『自分と対戦して勝つ事』。
 そしてブリュンヒルデに勝てるのはジークフリートだけなので、王は自分の替わりに、魔法のマスクをかけさせて対戦させ、結婚の資格を手にする。狡い!!

 最後はジークフリートに裏切られたと思ったブリュンヒルデが、彼の死刑を望んだので、狩りの最中に事故を装って暗殺されてしまうのだが、その頃、王女に真相を告げられて実は奸計に填められてしまっただけで、ジークフリートが裏切った訳ではなかった事を知り、ブリュンヒルデも後を追って自殺する。

 と言う、何ともひどい『悲恋』だった。
鼻がツーンとして涙が出てしまった。

 キリスト教以前の神を信仰する二人の死と共に、古の神は消え、キリスト教だけが残っていく事を暗示する最後に成っていた。

編集 Rei : ほ〜〜?!ワルキューレって独語で女戦士の事なんですがポニョって戦士なんですか?見た事ないからわかりませんにゃ!(^o^;;
編集 boonyan : ところがワ~グナ~のワルキュ~レの騎行が使われたりしていて、意外と関係がありそうです~♪(^^;)
編集 Rei : げげっ!!そうなんですか?!ポニョとは全く結びつきませんにゃ〜〜!
編集 boonyan : ブリュンヒルデって、どこかで聞いた覚えがあったとおもったら「崖の上のポニョ」のポニョの正式な名前がそれでした~♪(^^;)