女神の詞
地球で生きるには、女神が必要なのです。

身体は、大地に根を張り
種を撒いてゆきます。

そのときの苦しみを、
人は音や声や、なにか表現しようとするのです。

大地に張った根に、
撒かれた種が育つころ、
自分たちは、また宙にかえって行きます。
そして、次の世代の子等が育ってゆくのです。

撒かれた種は、こうして大きくなっていき
何世代も繰り返して
大きな実りを育てようとします。
わたしたちは、繰り返し、降ろされ
その実りの時を迎えるために
やってくる遣わされたものなのです。

女神は、その意図に気づくことを
可能にしてくれます。

わたしたち一人ひとりが、実は
とてつもなく大きな遺伝子であるような
そんな大きな意図を
一人ひとりが自由に自覚することが
できるようになれば、
そこにいる自分、すべてのものが
ありようのままにあることの意味すら
わかってくるようになります。

女神であることに、誇りも何もいらず、
ただ、導きにあったものの考えや、
命としてそこにあることを、
可能にしてくれます。

わたしたちは一人ひとりが、
孤独で寂しい旅をしているのではないということ、
そして、光ある道筋を
誰もが歩き出しているということを
意図としてわかるようになることが、
幸せと呼ぶものかもしれません。