同じ失敗を繰り返す、または4匹目5匹目のどじょう
そうだった、すっかり忘れてた。日テレ系で深夜に放送しているアニメ「ゴジラ」…
ハリウッド版映画ゴジラのその後を描いた西洋アニメ。映画で最後に残ったゴジラの卵はニックタトプロス博士に研究されて、今では人馴れしてニューヨーク湾に棲んでいるらしき設定…(最初は見てないので判りませんが、そんな感じ)で博士が助けを呼べば出て来て他の怪獣をやっつけてくれたりしてしまう。
ゴジラの影響かニューヨークは不可思議な怪獣の出現する町に成っていて、タトプロス博士はチームを組んで超自然現象対策班隊長みたいに成ってる(笑)
今では超音波を使ってゴジラとコミュニケーションに近いものまで取れる様に成って…

でも、これがとっても面白い。ストーリーや設定が素直に入ってくる。実写のような無理を感じないのはやはりアニメだからなのだろうか?
「ゴジラ」と言うお話の中ではかなり成功している作品の様に感じます。

なぜこんな風に思うかと言うと、あまりにも正月映画のゴジラシリーズが陳腐だから…
私には、毎回必ず一緒にゴジラ映画を観ようと約束した友人が居て(^^;平成ゴジラシリーズを社会に出た友人と会える楽しみなイベントと考えていたのですが…ゴジラが回を重ねる毎に観賞後に話す言葉が少なくなって行って、ゴジラVSメカゴジラを最後に平成ガメラ観賞会へと姿を変えてしまいました(笑)
その友人が今年のゴジラに5歳の息子を連れて行ったところが…「まったく喜ばなかった」と…
子供なら欲しがるだろうゴジラオモチャコーナーにもまったく興味を示さなかったそうです。
いやまったく、なんと言う体たらく!子供騙しにすら成らない映画なんて…マニアックな大人達だけが群がって観てオモチャを買う…そんな映画…
この話を友人から聞かされた時は哀しいやら情けないやら。誰がそんな映画にしやがったぁ!って感じでした…制作サイドの老人達とマニア連中に挟まれて、子供の楽しめる映画も創れないって言うんなら正月映画は釣りバカとポケモンかドラえもんで充分。採算合わせのための映画なんて…