新貧困世代
 先程ニュースで、就職氷河期1,998頃に卒業の現在33歳くらいの人々が正規雇用に成れずに年収100万円位の貧困生活をしている、と言うのを観た。

 別に働く気が無い訳ではなく、単に仕事が無い『世代』なのだと言う。
正規雇用されないまま、派遣の仕事が続くと、どんどん条件が悪く成っても断る事さえ出来なくなってしまい、二度と抜け出せない状態に成ってしまうのだと言う。

 『仕事が無い』のは音楽家だって同じで、生活出来ないギャランティで働かされている人だっていっぱいいる。
 私だって仕事は本当に大変である。
超一流音大を出たって、仕事が無く、何かのコネでも無いと、音大の講師にさえ成れない。

 成れたところで、講師の給料なんて、高校生のアルバイトより悪い事だってある。

 私の伴奏をしてくれた、非常に優秀なピアニストが、やたらと残業=他の先生から押し付けられた生徒のレッスン、で一日中働かされて、計算してみたら時給560¥だった!と自分でびっくりしていたくらいで、音楽家の生活は本当に大変だ。

 調律師だって、年収100万なんてのがザラに居るし、才能と非常な努力が必要な割に恵まれないのが音楽家って事に成りそうだ。

 これに比べたら、大した努力の必要も無くても100万稼げている『新貧困世代』の方が音楽家よりはまだましと言うものだ。

 それにしても、この不況はいつまで続くのか、貧困から抜け出せる政策をして貰わないと本当に困る。
自殺者が増えてしまう。

国民皆が、衣食住には困らずに暮らせる様にするのが、政府の仕事なのに、それが全く出来ていないのは、役人及び政治家失格である。

編集 Rei : やはりそうですかぁ?何とかしないと・・・
編集 fiorentinareiko : 大きな仕事は激減です。
編集 Rei : 本当に!!一体どうなってしまうのか、心配に成ってきました。(ーー;
編集 boonyan : 大変な時代になっちゃいましたにゃ~(@_@;)