美しい時間の数々
風の音

木の根

鳥たちのざわめき

太陽の光舞う空気

心がせわしなくなると

それすらも聞こえなくなってしまう

本当は、愛しいのに

目の前のことが、当たり前になってしまう

小さなこと

少しずつできることの積み重ねや

大きなものの中で、もがいている今日の自分のことも

迷わず、そのままを好きになれたら

それが、一番の幸せ

今日があるのは、

過去の自分ががんばった証拠

いま、もがいて

大切なものが見つからなくてと

泣いていてもいい

それすらも、

明日の私には

とても、愛しい時間なのだから

今日、目に映るもの

出会うもの

人、そして流れも

尊き、自分を

愛して

また、流れてゆくための

壮大で、美しい時間の数々だろうと思う。