愛の道
一歩一歩

歩んでいると

神様が残した足跡をみることがある

同じ跡をたどりながら

歩んでいく道の上には

何の不安や焦りや

怖れていたようなものが

すべてどうでもいいようになって

意味が無いことだなとわかる時分がある

一歩一歩あゆんでいく先

足跡をふみしめながら

見えてくる景色は

たとえ

素朴なものであったとして

安らぎの中に

大きな光と感謝がわきあがる

黄金の光の世界だ

すべての自分にただ

感謝が現われて

歩ませてもらっていることに

何より

大切さを感じる

何かである必要もなく

背伸びする必要もなくして

ただゆったりと

その上を

裸足であるく

その瞬間は

時をとめ

微笑かけられる

続くのは

きっとあたたかな世界

どこに連れられ

向かっているのだろう

そう想うけれども

やっぱり

ただ

いまあるのは

目の前にあるその一歩だけ

その一歩をずっとみつめて

神様は

あたたかな世界へと

連れて行ってくれる


言葉にできないほどの

光かがやく

慈しみの世界

だから

胸の奥で鳴る

愛の音は

いつもめざめさせ

鳴り止むことがない

愛は

ただ一心に

道をてらしているだけだから