選挙はいす取りゲーム
投票に行ってきた。今回は、小泉人気もあって投票率は高くなりそうだか、身のまわりでは、私の妻や、単身赴任している友人は棄権確定。

選挙で困るのは、候補者、政党を選ぶ材料がないこと。今回も、古新聞から選挙広報を掘り出してきた。選挙期間中は、役所、公共機関はもちろん、銀行、病院、美容院、待合室があるところにすべて選挙広報を見られるように、それに東京なら、神奈川、埼玉、千葉すべて置くように法制化。放送は、CD−ROM、ビデオで希望者に配布。議会でのそれぞれの賛否、発言を検索できるように。それも、キーワードでも。

あと、くやしいのは投票した候補者や、政党が落選とか、勢力が減ったとかすること。選挙が、多数決で、いす取りゲームと考えればしかたがない。

でも、今40%以下の投票率で、投票して責任持たなくてはいけないのは納得がいかない。

例えば、学級委員長を選ぶ時に、40人いるクラスで15人だけしか投票しなくて、その中でも7人投票を受けたK君が当選。K君は、給食で成績がよかった子だけがおかわりできると決めたとする。たぶん、みんなはそれに不満を持つ。その責任って、7人にあるのか、他の候補者に投票した8人なのか、合わせた15人か、投票しなかった25人なのか。でも、学校なら、ホームルームで反対続出でひっくり返されるだろう。というか、学級委員を選ぶのに25人も棄権が出ることが考えられない。

今の生活にそんなにみなさん満足なんだろか。不満があっても、選挙に行かないように巧妙に今まで洗脳されてきてる気がする。一部の業界だけが、給食のおかわりをしてきてると思うけど、それでいい?

毎月、給料から、ものを買えば消費税(というか消費税が滞納されてる)でたんまり払って、口は出さないいいお客さん。

失業しても、税金(前の年の収入に課税されるため)も、健康保険も、年金(免除もできるけど、その分もらえる分は減る)も払わなくていけない日本。

政治に、先生はいっぱいいるけど、委員長に注意できる先生はいない。委員長というとななはんらいだーを思い出す・・・、ああいう委員長ならいいけど。