2000年10月の記事


インターネットは、墓場か、天空か
前から考えていたんですが、インターネットのサイト、特に個人のサイトは、
その人が亡くなったり、そうでなくても、更新されなくなってしまった時、
本人がきちんと消滅させない限りは、半永久的にそのまま。それって、墓場
か、夏が終わった後の海水浴場のごみ、地球の周りの人工衛星のくずみたい
じゃないか、と思ってました。

ビジネスコンピュータニュース(http://www.computernews.com)という、
業界紙を読んでいたら、「フレンドファインダー(http://www.ff-j.com)」
を、主宰する羽田幸代さんが、「ネット上に天空をつくりたい。〜その人が死
んだ後でも、その星は永遠に残るという仕組みです。」というインタビュー
記事が載ってました。(More Weekly Newsの中のFaceで原文が読めます。)

なるほど、そういう考え方もあるのか、と目からうろこでした。それに、
ロマンチックですしね。でも、それもシステムとして考えるところが、
ビジネスを構築している方だからでしょうね。浪漫と計算を、それぞれを
片手に乗せてバランスをとっていくことが大切だと思います。

で、俊平の世界で考えるならば、ドラマのあのラストシーン。
俊平クンと桃子さんが、離れ離れになってしまっても、若いんだから、何度
でもやり直せる。もしかして、いろいろ体験した上でも再会したふたりは、
お互いが必要であればそれでよしという考え方もできる・・・。

う〜ん、でもディレクターの友情っていう解釈は、やはりちょっと違う気が
する。
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