2011年08月の記事


何を

哀しませて 傷ついて

   

そんなことばかり繰り返し

   

生きる理由も知らせないまま

   


時は僕らに 



何を試しているのだろう
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眠る前

眠る前に こう思う

  
今日も一日終わったな
  
今日はよかったかな、悪かったかな
  
誰かが拍手をしてくれるような、僕だったかなどうだろうな
  
それとも陰口叩かれるような・・・ダメな僕だったかな
  
どっちかな

  
答えはいつもわからないけれども
  
とにかく今日の僕を終わらせる
  
さっぱりと、砂時計のように一粒残さず空にする
  
もしも、そのまま目覚めない日が来ても
  
季節の風にまぎれるように


そして、明日も目覚めたなら
  
今日も僕はその日をはじめる
  
昨日の自分を引き継ぎながら
  
時にはきちんと別れるように
  
時には少し気にかけながら

バイバイ・・・

  
そんなふうに、毎日新鮮な僕であるように
  
いつも終わって、そしてはじまって。
  
そんな繰り返しの人生が、いいなぁ・・・なんて思う

  
現実には、昨日の僕が不安そうな顔して
  
今日の僕の足を引っ張って、なかなか前に進めないけど

  
でもそんな自分をほっといて、

歩くような自分ならもういらない。
  
僕を守れてこそ初めて、誰かを守れるはずだから
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祈り

こんな静かな夜は いい

  
ただ ひとりきりになれるから

  
孤独ではなく僕という
  
たったひとつの存在を
  
それでも思い出させてくれるから

  
生きることと 死ぬことと
  
いつか 誰かに選べと言われても
  
僕はきっと何も選ばない

  
それは僕が決めるのだから
  
僕が僕を生きているのだから

  
僕は誰かのためではなく
  
たったひとりの僕のために
  
そしていつか そのことが
  
愛する誰かの笑顔になるように

  
祈りながら

  
祈りながら
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笑わせたいな

たとえば 大きな間違いをして

   
それでも 許してくれる人がいて

   
僕の哀しみは そんなふうに

   
優しさの中で 漂う

   

もしも きみが 間違えた時は

   
誰かがきみを必ず許すから

   
そのとき哀しみが 残らないように

   
せめて僕はきみのそばで

   
きみのそばで 笑わせたいな


   
きみを笑わせたいな
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