2011年09月の記事


笑ってる

きみが笑ってる 


それだけで 僕は幸せになれる 

  
思わずつぶやいたその言葉に 

  
きみはまた 大きく笑ってる 

  
冗談だよって 


慌てて僕は言うけれど 

  
本当は 本当なんだ
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あなたが

あなたが哀しいときは 


きっと

    
どこかで誰かが哀しんでる

    
気づかないうちに哀しみを

    
そっと 受け止めてくれている


    
もしも 訳もなく 哀しいのなら

    
大切な人が哀しんでるから


    
あなたがそれを 



受け止めたから
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何も

誰も何も 言わないけれど

   

みんな 誰もが 本当は

   

みんな みんな たぶん同じ

   

あなたみたいな 



あなたのような

   

ひとりの夜を 過ごしている
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この街を流れる風

夕暮れの街の中

   
風が語りかけてくる

   
それは遊ぼうよだったり

   
それは元気を出してだったり


   
この街を流れる風は 



僕の大切な大切な友達

   

この哀しい気持ちを 



そっと 僕からそらしてくれる

   

この美しい夕日を 



そっと 僕に気づかせてくれる
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小さな花

公園の片隅に小さな花が咲いている

でも 

風はもう冷たくて 花は頼りなくうつむいている

まるで今のきみみたいに

小さな女の子が その花を見つけて

踏まないようにねって

   
男の子に笑顔でしゃべっている

僕はそれだけで 

誰にでも幸せはあると信じられるんだ


いつか夕日が来て 夜が訪れて

誰もいなくなっても 星たちが花を見つめている。

女の子が忘れた赤いリボンも

ただ きみが気づかないだけで


だから 元気を出して きみのこと


僕は大好きだから

   
この空に誓って きみに伝えたい

   
きみは幸せになるために 


生まれてきたんだ
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