一周忌
今週末 イタリア・ローマから義姉と姪が一時帰国し

義母の一周忌を身内だけで行う予定です


義母はワタクシの高校の国語教師だったこともあり

(ワタクシの在学前に別の高校に移りましたので

直接教わったことはありません・・・)

母というよりも常に先生のような存在でした


大正生まれの義母は京都府立女子専門学校文科

(現在の京都府立大学 文学部) を卒業し

固くて教師一筋(笑) のような人でした


友人が義母の教え子だったこともあり

教師時代の義母について

あれこれ聞く機会がありました

「厳しいけれども 生徒を決して見捨てない

そして諦めない強い信念を持った先生だった」 


若い頃は義母に反発もしましたし(笑) 

ワタクシ的にはとても気疲れする存在でした


そんな義母も年と共に気弱になってゆきました

入院して意識が朦朧としている中

何かを求めるように手を伸ばしてきました

ワタクシが手をそっと握ると

ぎゅっと握り返してきたことを思い出します


あの時 長い間の確執(苦笑) というか

氷の壁が溶けたなと感じました


それから三日後 

義母は静かに息を引き取りました


母と同様 義母にも

もう少し何か出来る事があったのではないかと

今でも時々思うことがあります・・・


蓮の露

編集 ルシアン : mikiharbさん こんにちは  亡くなってしまうと本当に取り返しがつかないというかもうどうすることもできないという思いが残ります(笑) 義母とはある部分では似ていたのかもしれません・・・
編集 mikiharb : とらわれてしまう、送るってそういうものかもしれませんね。心は通っていたということかもしれない